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ジミー、野を駆ける伝説 
2015年01月25日 (日) | EDIT |
 ヒューマントラストシネマ有楽町にて鑑賞
ジミー、野を駆ける伝説ジミー、野を駆ける伝説/JIMMY'S HALL
2014年/イギリス/109分
監督: ケン・ローチ
出演: バリー・ウォード/シモーヌ・カービー/ジム・ノートン/アンドリュー・スコット/フランシス・マギー
公式サイト
公開: 2015年01月17日

1932年、アイルランドのリートリム州の片田舎。長らく国を離れていたジミー・グラルトンが故郷へと戻ってくる。ジミーは、10年前、地域のリーダーとして村人たちがダンスをしたり、交流するための集会所“ピアース=コノリー・ホール”を設置した、伝説の英雄だった。教会はホールを支配下に置けないことを快く思っておらず、ジミーを共産主義者として逮捕させようと画策し、ジミーは国を離れざるを得なかったのだった。漸く故郷に戻れたジミーは、老いた母を支え静かに暮らしていこうと思っていたが、そんなジミーの元に、村の若者たちはホールを復活させて欲しいとやって来る。最初は断るが、10年前のことを思い出したジミーは、ホールを再建させることに。そして昔のように、ホールでは村人たちが集ってダンスや勉学を楽しんでいた。しかし、これを良しとしない教会が再び横槍を入れてきて、一触即発の状況になるが…


ケン・ローチの新作です。予告ではいまいち心惹かれなかったので、どうしようかなあと思っていたのですが、有効期限の迫った劇場招待券があったので、観てきました。
ケン・ローチらしいテーマの選び方だとは思うけど、何というか…小ぢんまりした話だなーという印象。舞台が、この町から動かないからかな? アイルランドの庶民が、文化的な面でも弾圧されていた状況はわかるんだけど、村にホールを作って、そこで繰り広げられるのが政治的啓蒙ではなく、ダンスとか詩の朗読だったりするものだから、何というんでしょうか、レベル感が。非常に小ぢんまり~って感じがしてしまって、ジミーが伝説の人物と言われても…  正直、何故ここまで教会がこのホールに脅威を覚えるのかが伝わりにくいと言いましょうか。そりゃあ、ああいう時代に、権力に逆らうってすごいことだとは思うけど。
ジミーの志は、次世代へと確実に受け継がれていくというラストは良かったですけどね。

しかし、こんなで国外に永久追放ってすごいな。アイルランドを舞台にした映画を何本か観ているけど、どれも、え、これっていつの時代の話?ってのが結構最近だってことが多くて、驚くわ。保守的なんですかねえ。

お互いに心を残している元カノのウーナと、月明かりのみのホールで、音楽もなくダンスをするシーンはぐっときたな~  キスさえもせずに、ただダンスをする。それだけで2人の思いが伝わってくる、非常にいいシーンでした。
しかし、ウーナの夫の影が薄いこと (^_^;) ま、そこが主題じゃないのでしょうがないけど。ヘンに存在感だしても、泥沼不倫劇になっちゃうしね。でもそれにしても、存在感なさすぎでした。

主役のバリー・ウォード、初めて観たかな~なんて思って調べたら、舞台中心に活躍している人のようですね。なかなか良かったです。

評価:★★☆(2.5)
悪い映画ではないと思うけど、どうにも世界観が小ぢんまりしすぎているのが惜しい。アイルランドの歴史とこのジミーと言う人を知っていればちょっと違うのかもしれないけど…


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監督:ケン・ローチ
出演者:バリー・ウォード、 フランシス・マギー、 アイリーン・ヘンリー、 シモーヌ・カービー
収録時間:109分
レンタル開始日:2015-07-24

Story
ケン・ローチ監督が、祖国の自由のために闘い国外追放になったアイルランドの英雄、ジミー・グラルトンの激動の人生を描いた感動作。1932年、10年ぶりにアメリカから帰郷した元活動家のジミーは、自由も権利も奪われていた村民のために再び立ち上がる。 (詳細はこちら

【TSUTAYA DISCUS】【DMM.com】
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ケン・ローチ バリー・ウォード シモーヌ・カービー ジム・ノートン アンドリュー・スコット フランシス・マギー 
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どのケン・ローチ監督作品も、社会的・政治的に抑圧された人々に対する愛と激励に満ちている。真面目に送られてくるメッセージを真面目に受け止める、その力を試されているような気がしてならない。この作品を鑑賞し終えて、今まで自分がほとんど無知だったアイルランド現代史を、簡略にでも紐解く必要があると感じた。しかし、アイルランド史を遡って紐解く事は、あまりに複雑であり、一朝一夕にはできない。そこで、劇場パ...
2016年01月17日(日) 13:05:36 |  ここなつ映画レビュー