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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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第87回 米アカデミー賞発表! 
2015年02月24日 (火) | EDIT |
今年も自宅鑑賞するため、先週頑張って仕事を片付けました。
司会はニール・パトリック・ハリス。WOWOWでは、ジョン・カビラ&高島彩、スタジオゲストは、町山智浩と是枝裕和、寺島しのぶ。三谷幸喜はちょっとウザいんだけど、是枝裕和も面白くはないな。しょうがないけど。
斉藤工は、今年は尾崎英二郎とレッド・カーペット・ナビゲーター。会場に入れずに、中継車からスタジオとやりとりってちょっと可哀想だった(笑)

オープニングは、司会のニール・パトリック・ハリスによるミュージカルパフォーマンス。この人、「ゴーン・ガール」でキモいストーカー、デジーを演じていた人。こんなに芸達者な人だとは。
ニールの影が影絵のように動き出したり、様々な作品を歌詞に織り込んだり、面白い。
途中からアナ・ケンドリックが参加して、2人で歌っているところへJBが割って入る(笑) これ楽しい~  唄える司会だとこういう風に、ショー仕立てにしてくれるんだよなあ。去年のはあれであれで面白かったけれども、こういう方がわたしは好きだわ。

■助演男優賞
ロバート・デュヴァル「ジャッジ 裁かれる判事」
イーサン・ホーク「6才のボクが、大人になるまで。」
エドワード・ノートン「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
マーク・ラファロ「フォックスキャッチャー」
J・K・シモンズ「セッション」

プレゼンターは、昨年助演女優賞のルピタ・ニョンゴ。ここは順当だねえ。

司会のニールが、賞を予想した紙をしまったブリーフ・ケースを、オクタヴィア・スペンサーにショーが終わるまで見張っててくれと頼みます。カギとかかけてて超厳重なの。予想なのに(笑)

リーアム・ニーソン登場。作品賞ノミニーの紹介。「グランド・ブダペスト・ホテル」、「アメリカン・スナイパー」の2作。

歌曲賞ノミニーのパフォーマンス。「はじまりのうた」より"LOST STARS"byアダム・レヴィーン。プレゼンターは真っ赤なドレスのダコタ・ジョンソン。

■衣裳デザイン賞
グランド・ブダペスト・ホテル
「インヒアレント・ヴァイス」
「イントゥ・ザ・ウッズ」
「マレフィセント」
「ターナー、光に愛を求めて」

この方、もう4回目の受賞なんだって。プレゼンターはクリス・パインとJ.Lo。

■メイクアップ・ヘアスタイリング賞
「フォックスキャッチャー」
グランド・ブダペスト・ホテル
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」

プレゼンターはリース・ウィザースプーン。「グランド・ブダペスト・ホテル」のウェイターがエスコート。こういう演出好きだなあ。

チーム・オスカーの紹介。プレゼンターは、ストリッパーにもレスラーにもなれる(笑)チャニング・テイタム。

■外国語映画賞
イーダポーランド
「LEVIATHAN」ロシア
「TARGERINES」エストニア
「TIMBUKTU」モーリタニア
「ワイルド・テイルズ(英語題)」アルゼンチン

プレゼンターはニコールさまとキウェテル。「イーダ」が獲ると思わなかったなあ。ポーランドは初だって。東京ではアンコール上映中ですよ。見越していたんならすごい。

シャーリー・マクレーンによる作品賞ノミニーの紹介。「6才のボクが、大人になるまで。」「博士と彼女のセオリー」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の3作。やっぱ「バードマン」めちゃくちゃ観たい。「6才~」も観に行かないとなー。

ここでニールによる会場インタビュー。スティーヴ・カレル可愛すぎる…(笑)

歌曲賞ノミニー「LEGO(R)ムービー」より“EVERYTHING IS AWESOME”のパフォーマンス。アニメの雰囲気が伝わってくるパフォーマンスでした。スティーヴ・カレル、レゴで作ったオスカー像もらってたよ。プレゼンターは白いドレスのマリオン・コティヤール。

■短編実写映画賞
「AYA」
「BOOGALOO AND GRAHAM」
「BUTTER LAMP (LA LAMPE AU BEURRE DE YAK)」
「PARVANEH」
「THE PHONE CALL」

■短編ドキュメンタリー映画賞
「CRISIS HOTLINE: VETERANS PRESS 1」
「JOANNA」
「OUR CURSE」
「THE REAPER (LA PARKA)」
「WHITE EARTH」

ケリー・ワシントンとジェイソン・ベイトマンが2つを紹介。ケリー・ワシントン綺麗だなあ。
奇しくも、どちらも電話を題材にしたものだとか。

ヴィオラ・デイヴィスによる特別賞の紹介。名誉賞、ジーン・ハーショルト友愛賞など、宮崎駿も紹介されました。

またここで、ニールの会場のセレブいじり。今度はデヴィッド・オイェロウォがいじられてました。

歌曲賞ノミニー「GLEN CAMPBELL: I'LL BE ME」より”I'M NOT GONNA MISS YOU”、ティム・マックグロウによるパフォーマンス。プレゼンターはグウィネス。

ここでニールが着替えに行ったのに、ガウンをドアに挟まれたという設定で、マジでパンイチで舞台へ登場  ここまでやるのはすごい。
続いて、科学技術賞の紹介。プレゼンターはマーゴット・ロビーとマイルズ・テラー。

■音響(録音)賞
「アメリカン・スナイパー」
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
インターステラー
「UNBROKEN」
「セッション」

■音響編集賞
「アメリカン・スナイパー」
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
「ホビット 決戦のゆくえ」
インターステラー
「UNBROKEN」

2つの賞のプレゼンターは黒いドレスのシエナ・ミラーとクリス・エヴァンス。今回、黒いドレスはあまり観ない気がする。
ここでニールが服を着ました(笑)

■助演女優賞
パトリシア・アークエット「6才のボクが、大人になるまで。」
ローラ・ダーン「WILD」
キーラ・ナイトレイ「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
エマ・ストーン「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
メリル・ストリープ「イントゥ・ザ・ウッズ」

助演女優賞プレゼンターはまだまだ長髪のジャレッド・レト。またメリルがいじられてる。まぁ、いじりたくもなるわな、これだけ毎年のようにノミネートされてたら。
たいてい受賞者はスタッフとか家族に感謝を述べることが多いけど、パトリシアのスピーチが、それに加えて「女性たちの平等な権利のために戦おう!」っていうしめ方で、かなり印象的でした。

歌曲賞ノミニー「BEYOND THE LIGHTS」より”GRATEFUL”リタ・オラのパフォーマンス。プレゼンターはジョシュ・ハッチャーソン。

■視覚効果賞
「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」
猿の惑星:新世紀(ライジング)
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
インターステラー
X-MEN:フューチャー&パスト

プレゼンターはアンセル・エルゴートとクロエたん。可愛い! しかしちっこいな。アンセル・エルゴートの肩あたりまでしかないぞ。

■短編アニメ映画賞
「THE BIGGER PICTURE」
「THE DAM KEEPER」
「愛犬とごちそう」
「ME AND MY MOULTON」
「A SINGLE LIFE」

プレゼンターはケヴィン・ハート&アナ・ケンドリック。アナがでかいのかケヴィンが小さいのか。

■ 長編アニメ映画賞
「ベイマックス」
「THE BOXTROLLS」
「HOW TO TRAIN YOUR DRAGON 2」
「SONG OF THE SEA」
かぐや姫の物語

プレゼンターはゾーイ・ソルダナとドウェイン・ジョンソン。「ベイマックス」は観ようかどうしようか迷っておるのですけども。長編も短編も、日本の作品は残念ながら逃してしまいました。

映画芸術科学アカデミー会長、シェリル・ブーン・アイザックスによるスピーチ。

■美術賞
グランド・ブダペスト・ホテル
「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
インターステラー
「イントゥ・ザ・ウッズ」
「ターナー、光に愛を求めて」

プレゼンターはフェリシティ・ジョーンズ&クリス・プラット。

■撮影賞
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
グランド・ブダペスト・ホテル
イーダ
「ターナー、光に愛を求めて」
「UNBROKEN」

プレゼンターはイドリス・エルバとジェシカ・チャスティン。ジェシカは紺色っぽい感じのドレス。エマニュアル・ルベツキは昨年ゼログラで撮っているらしい。

追悼パフォーマンス。プレゼンターはメリル。去年はやっぱりロビン・ウィリアムズが衝撃だったな。。。
ジェニファー・ハドソンによる“I CAN'T LET IT GO”。あんなにスリムになっても、相変わらずパワフルな歌声。

■編集賞
「アメリカン・スナイパー」
「6才のボクが、大人になるまで。」
グランド・ブダペスト・ホテル
「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
「セッション」

プレゼンターは、カンバーバッチとナオミ・ワッツ。ナオミちょっと久しぶりだ。

テレンス・ハワードによる作品賞ノミニーの紹介。「セッション」「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」「SELMA」、これで全部かな? テレンス、途中で詰まったのは、作品名を忘れちゃったんじゃないだろうな(笑)

■長編ドキュメンタリー映画賞
「CITIZENFOUR」
「FINDING VIVIAN MAIER」
「LAST DAYS IN VIETNAMS」
「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」
「VIRUNGA」

プレゼンターはジェニファー・アニストンとデヴィッド・オイェロウォ。

歌曲賞ノミニーのパフォーマンスは、ジョン・レジェンド&コモンの「SELMA」より“GLORY”。プレゼンターは、ブリーフケースの見張りを頼まれてた(笑)オクタヴィア・スペンサー。
スタンディング・オベーションで、デヴィッド・オイェロウォは涙ぐんでました。

■歌曲賞
“EVERYTHING IS AWESOME”「LEGO(R)ムービー」
“GLORY”「SELMA」
“GRATEFUL”「BEYOND THE LIGHTS」
“I'M NOT GONNA MISS YOU”「GLEN CAMPBELL: I'LL BE ME」
“LOST STARS”「はじまりのうた」

プレゼンターは昨年の歌曲賞受賞者イディナ・メンゼル&トラボルタ。トラをグロム・ガジンゴって紹介した。去年の仕返しー(笑)

スカヨハから「サウンド・オブ・ミュージック」トリビュートの紹介。そしてガガさま登場。「サウンド・オブ・ミュージック」メドレーのパフォーマンス。白いドレスで、別人みたいでした。やっぱ上手いわこの人。
歌が終わって、ジュリー・アンドリュースが出てきてハグ。こういうのちょっといいよね。
そしてジュリー・アンドリュースから作曲賞の発表。

■作曲賞
グランド・ブダペスト・ホテル
「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
インターステラー
「ターナー、光に愛を求めて」
「博士と彼女のセオリー」

■脚色賞
「アメリカン・スナイパー」
「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
「インヒアレント・ヴァイス」
「博士と彼女のセオリー」
「セッション」

プレゼンターは、オプラ・ウィンフリー。

■脚本賞
アレハンドロ・G・イニャリトゥ/ニコラス・ヒアコボーネ/アレクサンダー・ディネラリス・Jr/アルマンド・ボー「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
リチャード・リンクレイター「6才のボクが、大人になるまで。」
E・マックス・フライ/ダン・ファターマン「フォックスキャッチャー」
ウェス・アンダーソン/ヒューゴ・ギネスグランド・ブダペスト・ホテル
ダン・ギルロイ「NIGHTCRAWLER」

プレゼンターはエディ・マーフィー。

■監督賞
アレハンドロ・G・イニャリトゥ「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
リチャード・リンクレイター「6才のボクが、大人になるまで。」
ベネット・ミラー「フォックスキャッチャー」
ウェス・アンダーソングランド・ブダペスト・ホテル
モルテン・ティルドゥム「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」

そっかーイニャリトゥって「バベル」以来のノミネートなのね。プレゼンターはベンアフでした。

■主演男優賞
スティーヴ・カレル「フォックスキャッチャー」
ブラッドリー・クーパー「アメリカン・スナイパー」
ベネディクト・カンバーバッチ「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
マイケル・キートン「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
エディ・レッドメイン「博士と彼女のセオリー」

プレゼンターは、昨年主演女優賞のケイト。エディ、超興奮していました。無理ないが。
スタジオで、町山さんが「時系列で撮影している訳じゃないから、病気の進行度合いとかも計算して演じないといけない」と言っていたのを聞いて、なるほどなあと思ったのでした。

■主演女優賞
マリオン・コティヤール「サンドラの週末」
フェリシティ・ジョーンズ「博士と彼女のセオリー」
ジュリアン・ムーア「アリスのままで」
ロザムンド・パイクゴーン・ガール
リース・ウィザースプーン「WILD」

プレゼンターはひげづらのマコ。ジュリアン・ムーアは初オスカーなのね。意外。相変わらず、作品選びの基準はよくわからない人だけど。

ここで、ニールが自分の予想を発表。
なんだろうと思ってたら、 「J.K.シモンズのスピーチのあと、皆が両親に電話する」とか、「パトリシアを見てメリルは、自分のギャラが安すぎると感じる」とか、「テレンス・ハワードが感情的になる」「イディナ・メンゼルの顔に触りすぎたジョン・トラボルタは来年謝りに来る」とか書いてあって、笑った。

■作品賞
「アメリカン・スナイパー」
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
「6才のボクが、大人になるまで。」
グランド・ブダペスト・ホテル
「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
「SELMA」
「博士と彼女のセオリー」
「セッション」

プレゼンターはショーン・ペン。一瞬溜めたんで、何かと思ったら、「彼にグリーン・カードをあげたの誰?」だって。アメリカ人の監督…そういや獲ってないねーここんとこ。

今年も終わっちゃったなー。蓋を開けてみれば、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」と「グランド・ブダペスト・ホテル」が4冠、「セッション」が3冠という結果に。
「アメリカン・スナイパー」は絶賛公開中、「グランド・ブダペスト・ホテル」はもう終わっちゃったけど、「6才のボクが、大人になるまで。」はまだやっているところもあるはず。
「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」と「博士と彼女のセオリー」は03月13日、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」は04月10日、「セッション」は04月17日公開予定です。
作品賞ノミニーのうち、「SELMA」だけが公開決定していないのかな。観たいんだけどなあ。
さてさて、みなさんの予想は当たりましたか?

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THEMA:映画賞・映画祭
GENRE:映画
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