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セッション 
2015年05月04日 (月) | EDIT |
 TOHOシネマズ みゆき座にて鑑賞
セッションセッション/WHIPLASH
2014年/アメリカ/107分
監督: デイミアン・チャゼル
出演: マイルズ・テラー/J・K・シモンズ/ポール・ライザー/メリッサ・ブノワ/オースティン・ストウェル
公式サイト
公開: 2015年04月17日

一流のドラマーになることを夢見て、名門シェイファー音楽院に入学したアンドリュー・ニーマン。ある日、練習に励んでいるところをテレンス・フレッチャー教授に見られたことがきっかけで、彼のスタジオ・バンドにスカウトされる。意気揚々とスタジオへやってきたアンドリューだったが、そこで待っていたのは、フレッチャーの異様なまでに厳しいレッスンだった。張り詰める緊張感と理不尽な罵倒や暴力の嵐の中、アンドリューは家族や恋人との関係も擲ち、レッスンに励むが…


第87回米アカデミー賞で、J・K・シモンズの助演男優賞を始め、3部門を獲得しました。音楽ものってそんなに得意じゃないんだけどな~と思いつつ、行ってきました。
音楽ものだと思っていたら、パワハラスポ根映画だったでござる。アンドリューが精神的に追いつめられていく様子に、何となく「ブラック・スワン」を思い出しました。あっちは自己との戦い、これは指導者との戦いなので、ちょっと違うけど。

緊迫感はかなりありました。めっさ怖かったもん、あのスタジオのシーン。あれは完全にパワハラですよ。罵倒とかもそうなんだけど、あんなプレッシャーの中では、精神弱い人はやられちゃうでしょう。
あんな事故を起こしながらも、正ドラマーの座を取られまいと現場へと向かうアンドリューの執念も怖かった。既に精神的に不安定になっていたことに加えて、事故で更にハイになって、痛みとかも感じなかったんだろうけど…(それにしても、時間に余裕を持って出なさいよとは思いましたが)

バーでフレッチャーと再会して、和解して、そうかーアンドリューも音楽への情熱を取り戻せて良かったなーなんて思ったのに、何という落とし穴。やり方が大人げないよねえ。巻き込まれたバンドメンバーが気の毒だと思った。
子供相手に、恥かかせてやるみたいなあんな復讐の仕方はないわー。結果オーライだったから良かったものの…。
学校にいた時はそうだったんだろうけど、あの舞台では絶対、アンドリューを鼓舞させるためにやったんじゃないでしょ?

原題の「WHIPLASH」って、曲のタイトルでもあるのですが、「鞭で打つ」という意味もあるらしいんですね。このフレッチャーの異常なまでのしごきの意味も含まれていると思うのだけど、何故か邦題が「セッション」になっちゃったのは残念。

J・K・シモンズがもう怖いのなんのって  スキンヘッドの印象もあるとは思いますけど。ハゲ好きなわたしは、じじい格好いい~~ と思って観ていましたが(笑)

評価:★★★★(4.0)
思っていたのと違う映画でしたが、主人公アンドリューが精神的に追い詰められていく緊迫感はすごかったです。
ま、わたしはジャズには全く明るくないのでよくわかならいけど、ドラムの早叩きがジャズって、ちょっと違う気はしますがね。


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セッションセッション

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:デイミアン・チャゼル マイルズ・テラー J・K・シモンズ ポール・ライザー メリッサ・ブノワ オースティン・ストウェル 第87回米アカデミー賞 
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この記事へのコメント
迫力~
りおさん、おはようございます^^
TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

仰るように、“パワハラスポ根映画”でしたね(笑)
ドラムを主軸にすえた映画は過去はなく、
とても珍しい映画に感じました。
なのでその迫力はかなりのものでした。
ストーリー的にはイマイチ感は否めなかったですが、
それでもJ・K・シモンズの演技は凄かったです!
2015年05月10日(日) 08:16 |   | cyaz #ID9gmbWk[ EDIT]
cyazさん
コメントありがとうございますv-411

> ドラムを主軸にすえた映画は過去はなく、
> とても珍しい映画に感じました。

バンドの中でも、ドラムって動きがないから
あまり人気がないと昔聞いたことがあります。
なかなか映画にもしづらいのでしょうね。

> ストーリー的にはイマイチ感は否めなかったですが、
> それでもJ・K・シモンズの演技は凄かったです!

ストーリーがどうこうというより、J・K・シモンズすごかったですよねえ。
めっちゃ怖かったですもん。。。
2015年05月10日(日) 22:45 |   | りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
お早うございます。
TB&コメント、ありがとうございました。
ジャズ素人ながらクマネズミも、おっしゃるように、「ドラムの早叩きがジャズって、ちょっと違う気はします」。それでよければ、ドラムマシンを使えばいいのではと思ってしまいます。
2015年05月22日(金) 07:06 |   | クマネズミ #-[ EDIT]
こちらにも。
これは面白かったわー
アカデミーノミニーなら私は
イミテーションゲームは寝ちゃって書いてない
し、博士と〜もまだかけてない
2015年05月23日(土) 10:24 |   | mig #JTxNwRAU[ EDIT]
クマネズミさん
コメントありがとうございますv-411

> ジャズ素人ながらクマネズミも、おっしゃるように、「ドラムの早叩きがジャズって、ちょっと違う気はします」。それでよければ、ドラムマシンを使えばいいのではと思ってしまいます。

確かにそうですね。
早叩きは、画としてはわかりやすかったんでしょうけどねえ。
2015年05月25日(月) 02:58 |   | りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
migさん
こちらにもコメントありがとうございますv-344

> アカデミーノミニーなら私は
> イミテーションゲームは寝ちゃって書いてない
> し、博士と〜もまだかけてない

あはは、まぁその3作のうちどれかって言われたら、「セッション」が一番見応えあったね。
あとの2作もそこそこ良かったけど。
2015年05月25日(月) 03:04 |   | りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
こんにちは
これは良かったですねえ
最初の印象ではしごきまくられる鬱映画化と思ってたんですが、最後で昇華しちゃった
師弟関係の恩讐を超えた思いがあったんでしょうねえ
まあ内心はふざけんなこのやろうとでも思ってたのでしょうが。
互いにやりやがったなこのやろうと思っているのがわかって、何となく痛快なラストでした
2015年09月24日(木) 09:04 |   | maki #jQTfdwCM[ EDIT]
makiさん
コメントありがとうございますv-411

> これは良かったですねえ
> 最初の印象ではしごきまくられる鬱映画化と思ってたんですが、最後で昇華しちゃった

あのラストでなければ、イライラしまくりのただの胸糞悪い映画ですからね(笑)

> 互いにやりやがったなこのやろうと思っているのがわかって、何となく痛快なラストでした

そうそう、フレッチャーも第二のチャーリー・パーカーを生み出せたことを
心から喜んでいるのが伝わってきて、すっきりしました。
2015年09月26日(土) 00:50 |   | りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
こんにちは!
ジャズバンドにドラムの速叩きがそんなにも重要なんでしょうか。
ジャズ音楽に私が無知なだけなんでしょうか^^:
人物が好きになれないってのもあってか途中までは嫌いな部類の映画だったのですが、ラストは悔しいですけど良かったです。
どちらも1歩も自分からは引かないという性格がぶつかり合って初めて、ああいうラストが生まれたのかもしれません。
2015年09月27日(日) 13:08 |   | ヒロ之 #-[ EDIT]
ヒロ之さん
コメントありがとうございますv-411


> ジャズバンドにドラムの速叩きがそんなにも重要なんでしょうか。
> ジャズ音楽に私が無知なだけなんでしょうか^^:

多分、ジャズに明るくない人は皆そう思った気がします。。。

> 人物が好きになれないってのもあってか途中までは嫌いな部類の映画だったのですが、ラストは悔しいですけど良かったです。
> どちらも1歩も自分からは引かないという性格がぶつかり合って初めて、ああいうラストが生まれたのかもしれません。

あのラストが全て帳消しにした感じですね。
あそこで、アンドリューが思い直して戻ってきて良かった。
2015年09月30日(水) 22:52 |   | りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
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