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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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ぼくを葬(おく)る 
2006年05月01日 (月) | EDIT |
 シャンテシネにて鑑賞
ぼくを葬るぼくを(おく)る/LE TEMPS QUI RESTE
2005年/フランス/81分
監督: フランソワ・オゾン
出演: メルヴィル・プポー/ジャンヌ・モロー/ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
公式サイト
公開: 2006年04月22日

31歳の新進フォトグラファー、ロマンは仕事中に突然眩暈に襲われ、病院に運ばれる。検査の結果、ロマンの体は癌に冒されており、手術は不可能な状態で、余命3ヶ月と宣告される。医者からは化学療法を勧められるが、ロマンはそれを断り、1人で死と向き合う決心をする。
ロマンは両親と姉ソフィの住む家を訪ねるが、以前から折り合いの悪かったソフィと口論になってしまう。そして恋人サシャと暮らすアパートへ帰るが、サシャを遠ざけるために「お前を愛していない、この家を出ていけ」と冷たく言い放つ。ロマンは郊外で一人暮らしをしている祖母ローラを訪ね、初めて自分の病を打ち明ける。ローラが「何故私に打ち明けたの?」と問うと「お祖母ちゃんは僕と似ているから。もうすぐ死ぬ」と言うロマン。そんなロマンにローラは「今夜、お前と一緒に死にたい」と言う。それを聞いて、ロマンは自分の病気を知ってから初めて涙するのだった…


映画館を出てきたところで、近くにいた女性2人組が「隣に座っていた人がごそごそ落ち着かなくて、おまけに口が臭くてまいった」という話をしていました。喋るヤツも腹立つけど、口が臭いのも… (^_^;) 逃げられないしね(笑) 注意も出来ないし。お気の毒…
地味な映画ですが、わたしは結構こういうの好きです。

最初、子供は嫌いだと言っていたロマンが、ラスト近くでバスの中で出会った赤ん坊を見る目がすごく優しくて、ロマンの心の変化がよくわかった。ぐっときました。
ただ、ロマンがどうも達観しすぎているという感じはしました。あと、ゲイなのに女とセックス出来るのか?とか、ちょっと気になる点もあったな。

ラスト、浜辺に横たわるロマンの横顔の向こうで夕陽が沈んでいって、完全に陽が落ちて真っ暗になったところに、波の音が静かに響く…
ものすごい雰囲気あって良かったです。
自分が余命3ヶ月と宣告されたら、どうするだろう? ロマンみたいに、未来を見つめながら自分は死にゆくなんて出来るかな…(ゼッタイ無理)

評価:★★★☆(3.5)
号泣はしないんだけど、じーんとくるいい映画でした。

しかし、昨日変な寝方をしたせいか、途中で寝てしまいました…結構いいところ見逃したと思う… (TдT)
もう一度観に行けたら行きます。


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(2006/10/06)
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキマリー・リヴィエール
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【ぽすれん】

監督:フランソワ・オゾン
出演者:メルヴィル・プポー、 ジャンヌ・モロー、 ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ、 ダニエル・デュヴァル
収録時間:81分
レンタル開始日:2006-10-06

Story
『スイミング・プール』のフランソワ・オゾン監督によるヒューマンドラマ。フォトグラファーのロマンはある日突然、余命3ヵ月と宣告される。絶望に打ちひしがれながらも、彼は残りの時間を自分なりに生きようと決意するが…。 (詳細はこちら

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:フランソワ・オゾン メルヴィル・プポー ジャンヌ・モロー ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ 
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