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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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真夜中のゆりかご 
2015年06月22日 (月) | EDIT |
 TOHOシネマズ シャンテにて鑑賞
真夜中のゆりかご真夜中のゆりかご/EN CHANCE TIL
2014年/デンマーク/102分
監督: スサンネ・ビア
出演: ニコライ・コスター=ワルドー/ウルリク・トムセン/マリア・ボネヴィー/ニコライ・リー・コス/リッケ・マイ・アナスン
公式サイト
公開: 2015年05月15日

刑事アンドレアスは美しい妻アナとの間に息子アレクサンダーが生まれたばかりで、幸せな日々を送っていた。通報を受け、相棒のシモンとあるアパートへ急行すると、昔DVで逮捕したヤク中のトリスタンと内縁の妻サネがおり、そしてクローゼットの中に、糞尿まみれの赤ん坊が放置されていた。アンドレアスは福祉課に赤ん坊の保護を訴えるも、虐待とまでは言えないとして、退けられてしまう。ある夜、アナの叫び声で目を覚ましたアンドレアスは、アレクサンダーが息をしていないことに気付く。救急車を呼ぼうとするが、錯乱したアナは息子と引き離されるなら死ぬと言い、アンドレアスはアナを寝かせ、アレクサンダーの遺体を連れて車で家を出る。そしてトリスタンのアパートへやってくるアンドレアスは、トリスタンとサネが寝込んでいることを確認し、また放置されていた赤ん坊ソーフスとアレクサンダーの遺体をすり替える。ソーフスを連れ帰ったアンドレアスは、ヤク中の2人はどうせ子供を死なせる、アレクサンダーの代わりに自分たちが育てるのがこの子のためだとアナに言い聞かせるが…


スサンネ・ビアは正直あんまり得意じゃないので、どうしようかと思ったのですが、行っちゃいました。完全にニコライ・コスター=ワルドー目当てです(笑)
スサンネ・ビアの描く主人公って自分勝手な人が多くて、感情移入出来ないことが多かったんだけど、今回は割と大丈夫でした。アンドレアスもまぁ自分勝手ではあるんですが、ソーフスを救おうという気持ちは理解できるからかな。題材は「ゴーン・ベイビー・ゴーン」と通じるものがあるし。

サスペンスっちゃサスペンスなんですが、あんまりそこは期待しない方がいいかも。
赤ん坊 とはいえ、取り換えたらすぐわかるでしょー。顔違うんだし ( ・_・)┌θ☆( >_<) ドカッ ってフツーにツッコみました。でもサネとシモン以外は誰も気づかないのよ、不思議なことに。しかも、いくら妻が嘆き悲しんでいるとは言え、赤ん坊だったら何でもいいってワケじゃないし、男って頓珍漢だなー。ってかアンドレアスが頓珍漢なのか?
サネが、ミルク は与えるのにオムツ を変えないというアンバランスさがよくわからんけど。普通、どっちもじゃね?って思いますが。
あと、シモンの事情はいらなくない? 別になくてもいいし、これ入れなければもっとすっきりしたような気がする。そうは言っても、102分だけどね。

アナがアレクサンダーをあやしている時の表情とかが微妙だったし、これは育児ノイローゼかもなあなんて思っていたので、アナの真実には、まぁそうだろうねって感じでした。
あんなに育児にも協力的な旦那がいても、ダメなんだねえ。アナは元々両親と上手くいっていなかったようなので、その辺が原因なんだろうなとは思うけど、どんなに現在が恵まれていても、結局は育った環境、親との関係に左右されてしまうところはある。もちろん皆が皆そうだという訳ではないにしろ。

スサンネ・ビア作品でよくある目のアップは前半なかったので、変わったのかな?と思ったのですが、後半多用しまくりでした。
しかし、ニコライ・コスター=ワルドーはやっぱりイケメンだわー

評価:★★☆(2.5)
ラスト、ちょっと救いがある感じで終わっていたのが、ベタだけどまぁいいかな。自分的には、いつもよりは見やすかったです。


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監督:スサンネ・ビア
出演者:ニコライ・コスター=ワルドー、 ウルリッヒ・トムセン、 マリア・ボネヴィー、 ニコライ・リー・コス
収録時間:102分
レンタル開始日:2015-12-04

Story
スサンネ・ビア監督、ニコライ・コスター=ワルドー主演によるサスペンスドラマ。敏腕刑事・アンドレアスは、美しい妻と乳児の息子と共に幸せに暮らしていた。ある朝、思いも寄らない悲劇がアンドレアスを襲い、彼の中で善悪の境界線が揺れ動き始める。 (詳細はこちら

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:スサンネ・ビア ニコライ・コスター=ワルドー ウルリク・トムセン マリア・ボネヴィー ニコライ・リー・コス リッケ・マイ・アナスン 
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COMMENT
この記事へのコメント
まぁそこまでじゃなかったよねー

>題材は「ゴーン・ベイビー・ゴーン」と通じるものがあるし。

そうそう、似たテーマ。
ニコライが好きなら
ロストのジョシュホロウェイすごく似てるよ。
私は更にジョシュのがタイプだけど。
2015年06月28日(日) 00:43 |   | mig #JTxNwRAU[ EDIT]
migさん
コメントありがとうございますv-411

> まぁそこまでじゃなかったよねー

わたしは元々スサンネ・ビアが得意じゃないので、マシな方でした。

> ニコライが好きなら
> ロストのジョシュホロウェイすごく似てるよ。
> 私は更にジョシュのがタイプだけど。

migさんがジョシュジョシュって書いていたので、すごく興味が沸きました(笑)
2015年06月28日(日) 10:46 |   | りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
こんばんは!
こんにちは。
ご訪問がだいぶ遅くなってしまってすみません。
決して、スサンネ・ピア監督擁護派だからが理由ではありません(笑)。
りおさんは元々ピア監督とは…なのですね?
では、きっとこの作品の粗は多々気になったのではないでしょうか?
私はファンであっても「んな訳ねーだろ」と思う部分もあり、
しかし、常軌を逸した行動に出てしまう所が、実は夫である男にも訪れた育児ノイローゼではなかったのか、と。
そこまで感じてしまったのでした。
2015年07月24日(金) 19:50 |   | ここなつ #/qX1gsKM[ EDIT]
ここなつさん
コメントありがとうございますv-411

> ご訪問がだいぶ遅くなってしまってすみません。

いえいえ、ありがとうございます。

> 決して、スサンネ・ピア監督擁護派だからが理由ではありません(笑)。
> りおさんは元々ピア監督とは…なのですね?

そうなんですよね…
題材の選び方は好みなんですが、どうもイマイチ合わないんです。

> しかし、常軌を逸した行動に出てしまう所が、実は夫である男にも訪れた育児ノイローゼではなかったのか、と。
> そこまで感じてしまったのでした。

ああ、でもあれだけ育児に協力的ということは、そういうことでもおかしくないですよね。
夜泣きで起こされても怒らない、その上、車であやしに出かける。
出来過ぎてますわ。ストレス溜まってもおかしくないかも…?
2015年07月25日(土) 04:20 |   | りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
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2015年06月25日(木) 23:43:45 |  我想一個人映画美的女人blog
敬愛するスサンネ・ビア監督作品。それにしては主要な登場人物が思慮浅く、今ひとつ乗り切れない。やっぱりこの監督にはサスペンスの王道は難しいのかなぁ…?と思っていたら…!恐るべし、スサンネ・ビア監督。この展開を全く予測していなかった自分の方が思慮が浅い、と言わざるを得ない。ああホントに、しみじみと怖かったです。男は騙され、女は騙されない。という事なのか、究極。それは自分自身を騙す事も含む。北欧の...
2015年07月14日(火) 12:44:07 |  ここなつ映画レビュー