週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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ガールズ・ハウス 
2015年10月31日 (土) | EDIT |
 第28回東京国際映画祭にて鑑賞
ガールズ・ハウスガールズ・ハウス/KHANEYE DOKHTAR
2015年/イラン/80分
監督: シャーラム・シャーホセイニ
出演: ハメッド・ベーダッド/ラーナ・アザディワル/ババク・カリミ/ペガー・アハンガラニ/バラン・コーサリ

大学生のバハールとパリサは、明日披かれる親友サミラの結婚式に出るための衣装を買いに、町へ出かけてきていた。途中、サミラと電話で会話を交わし、2人は買い物を済ませて家路に向かう。ところがバハールの元に、見知らぬ女性から電話があり、サミラが亡くなったので結婚式は中止になったという。バハールとパリサはとても信じられず、翌朝サミラの家を訪ねる。サミラの父親モルテザは、娘は路上で心臓発作を起こして亡くなったと言い、バハールが葬儀への参列を希望しても、葬儀は故郷に戻って身内だけで行うからと、参列を断られる。モルテザの態度に不審なものを感じ取ったバハールとパリサは、サミラの身に何が起こったのかを調べ始めるが―――――


TIFF3作目は、コンペティション部門のこの作品。考えてみると、ここのところ毎年TIFFではイラン映画を観ているような。
展開がスピーディなので観やすい。それもそのはず、調べたら80分でした。
しかし、内容が本当かどうかわからない、そもそも誰がかけてきたのかもわからない電話の話だけで、同級生たちがサミラが死んだと信じて大泣きするのにちょっと引きました。これって彼女たちの年齢のせいかしら。サミラは26歳だと言っていたので、思春期にしては遅すぎますけど…。
何でちゃんと確認しないの?って思ったのと、サミラの婚約者マンスールがあまり彼女の死を悲しんでいるように見えず、かなり怪しげ に演出されているのもあって、最初は、もしかしてサミラって死んでいないんじゃ?とも予想したのですが、そこは外れていました。

真相は、お国柄というか、現代日本人の我々には想像つきかねることかも。「彼女が消えた浜辺」を彷彿させますね。日本でも、昔はこういうこともあったのだろうけど。
バハールとパリサが親友の死の真相を探るという展開になっているのだけど、惜しいのは、サミラが死んだ日に何があったのか、2人が調べているのとはまるで関係なくラストで映像が流れ始めること。だから、2人はサミラの死の真相は知らず、我々観客だけがわかるという流れになっている。2人が真相を知るところで、観客も真相がわかりカタルシスを得られるのが定石だと思うんだけど、それはないので、映画の作りとしてそれはどうなんだろうと思わなくもない。

サミラ役のラーナ・アザディワルは「彼女が消えた浜辺」にも出ていたらしいです。覚えていないなあ…。

評価:★★★(3.0)
悪くないと思います。昨年のTIFFでも思ったけど、イランの映画ってかなりアスガー・ファルハディの作品に影響されているなーって思いました。

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THEMA:東京国際映画祭
GENRE:映画
TAG:シャーラム・シャーホセイニ ハメッド・ベーダッド ラーナ・アザディワル ババク・カリミ ペガー・アハンガラニ バラン・コーサリ 第28回東京国際映画祭 
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