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独白するユニバーサル横メルカトル 
2007年04月12日 (木) | EDIT |
独白するユニバーサル横メルカトル独白するユニバーサル横メルカトル
著  者: 平山夢明
出版年: 2006年
出版社: 光文社

町の外れに住む社長の息子たろうは、大きな声で挨拶の出来るいい子で、町の人にも好かれていた。しかしある日を境に、たろうは市長の妾の子だという少年に何かと絡まれるようになり、友達は一緒に虐められることを怖れて、たろうから離れていってしまった。たろうは家の反対側にある湖の畔で、テントで暮らす小柄な老人と出会う。たろうが部屋から湖を眺めていると、老人が湖で水浴びを始め、たろうは老人の体にある異変を見付ける―――――(「C10H14N2(ニコチン)と少年―乞食と老婆」)
他「Ω(オメガ)の聖餐」「無垢の祈り」「オペラントの肖像」「卵男(エッグマン)」「すまじき熱帯」「独白するユニバーサル横メルカトル」「怪物のような(フェース)の女と溶けた時計のような(おつむ)の男」収録


2007年版「このミステリーがすごい!」1位の作品。第59回日本推理作家協会賞(短編部門)も受賞しとります。
ちなみに、ユニバーサル横メルカトルって何だろって思ってたら、地図のことなのね。そういや、メルカトル図法って習ったな。これは、メルカトル図法とは異なるらしいが。
これさーミステリなのー?
シリウスの道」同様、大くくりの中ではミステリなんだろうけどさあ…

文章のグロにもある程度は耐性あるんで、これくらいは平気なんだけど(微グロって感じ)、どうもわたしの好みのグロじゃないなあ。全体的に暗くて雰囲気はあるんだけど、 ( ´_ゝ`)フーン って感じ。だから何なんだみたいな。短編なせいもあるかもしれないけど、あんまり印象にも残らない。
この中では、「Ω(オメガ)の聖餐」がまぁいいかな。あと「卵男(エッグマン)」ぐらい。

ああ、なんかへー太さんも同じような感想だ。確かに、映像化したら(難しいだろうけど)それなりにいけるかも。

評価:★(1.0)
わたしの感性には合わなかった。他の作品を読んでみようという気にもならない。
このミスの基準ってホントわからん。。。


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THEMA:ミステリ
GENRE:小説・文学
TAG:平山夢明 「このミステリーがすごい!」2007年版 日本推理作家協会賞 
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