2016年07月14日 (木) | EDIT |
■ ユナイテッド・シネマ豊洲にて鑑賞
クリーピー 偽りの隣人
2016年/日本/130分
監督: 黒沢清
出演: 西島秀俊/竹内結子/川口春奈/藤野涼子/戸田昌宏
公式サイト
公開: 2016年06月18日
元警視庁捜査一課の刑事だった高倉幸一は、ある事件がきっかけで警察を辞め、心機一転、新居を構えて、東洛大学の教授として犯罪心理学を教えることになる。高倉が妻の康子と近所に引っ越しの挨拶に行くと、田中家の女主人は近所付き合いはしないとけんもほろろの態度。すぐ隣の西野家は留守だったため、挨拶は日を改めることに。高倉は大学で、日野市一家失踪事件の文字を目にする。それは6年前、本多家の父親と母親、長男の3人が忽然と姿を消し、修学旅行中だった中学生の長女、早紀だけが残されたという未解決の事件だった。高倉は助手のと大川と事件現場に出向くが、何か異様な雰囲気を感じ取る。数日後、高倉の捜査一課時代の部下、野上が、高倉が本田家へ行ったことを知って大学へ訪ねてくる。この事件が引っ掛かっているという野上に頼まれ、高倉は早紀に会って話を聞くことになる。その頃、康子が再び西野家を訪れると、中から西野家の主人が現れる。上手く話がかみ合わず、康子は西野に不気味なものを感じるが―――――
黒沢清が扱う題材はすっごく好みなんですが、なんせ不条理ホラーがニガテ
なので、観てはやっぱり合わないなって思うの繰り返しなんですよね。そんな訳でこれも観るのがすごく怖かったのですが、とりあえず。

2016年/日本/130分
監督: 黒沢清
出演: 西島秀俊/竹内結子/川口春奈/藤野涼子/戸田昌宏
公式サイト
公開: 2016年06月18日
元警視庁捜査一課の刑事だった高倉幸一は、ある事件がきっかけで警察を辞め、心機一転、新居を構えて、東洛大学の教授として犯罪心理学を教えることになる。高倉が妻の康子と近所に引っ越しの挨拶に行くと、田中家の女主人は近所付き合いはしないとけんもほろろの態度。すぐ隣の西野家は留守だったため、挨拶は日を改めることに。高倉は大学で、日野市一家失踪事件の文字を目にする。それは6年前、本多家の父親と母親、長男の3人が忽然と姿を消し、修学旅行中だった中学生の長女、早紀だけが残されたという未解決の事件だった。高倉は助手のと大川と事件現場に出向くが、何か異様な雰囲気を感じ取る。数日後、高倉の捜査一課時代の部下、野上が、高倉が本田家へ行ったことを知って大学へ訪ねてくる。この事件が引っ掛かっているという野上に頼まれ、高倉は早紀に会って話を聞くことになる。その頃、康子が再び西野家を訪れると、中から西野家の主人が現れる。上手く話がかみ合わず、康子は西野に不気味なものを感じるが―――――
黒沢清が扱う題材はすっごく好みなんですが、なんせ不条理ホラーがニガテ

これは、香川照之をキャスティングできたってことだけで、勝ったも同然ですよ。いやー相変わらずいいわ 
西島秀俊とは何度目の共演なんだってくらい、見飽きた組み合わせだけど、「MOZU」の大杉とも「流星ワゴン」の忠さんとも別人だもんね。ま、西島秀俊はいつもと同じでしたが。冒頭の棒読みはちょっと酷かった(そういえば「LOFT ロフト」の時も棒読みって書いてるわ
)
西野がサイコパスなのは明白だけど、おかしいのは西野だけじゃない。高倉もおかしい。早紀への接し方とか観てると、彼もサイコパスの気があると思う。
康子もおかしい。西野を変人と思うなら挨拶程度の付き合いにしておけばいいのに、わざわざシチューのおすそ分けしたり、家に呼んで料理を教えたりする時点で、自ら災厄を呼んでいるとしか思えない。
だからか、高倉家に限っては、巻き込まれて可哀相な感じはしないな。澪は可哀相だけど。
澪が、煽りにもある台詞
としましたね。まぁ、あれは煽りにしないで本編で初めて聞く方が、怖さが増した気がするけど。
あと、野上が西野の家を訪ねていって、あなたが西野さん? そうですというやり取りの後、本物の西野の免許証がアップになるシーンも、おお! ついにばれた!って感じで ( ^ω^)ワクワク でした。
ツッコミどころはなくはないっていうか、ありまくり(捜査一課の刑事から大学教授への転身ってありか?とか、6年も死体に気付かないとかどんだけ警察は無能なんだとか、西野の持っている薬の効能はいったいなんだとか、西野は家を乗っ取るたびにあの真空パックの機械を持っていっているのか?とか)だが、いつものに比べればかなりマシ。
ただ、西野が洗脳する方法は、「冷たい熱帯魚」みたいに薬じゃない手段でやって欲しかったわ。
澪役の子、結構いいなと思ったら「ソロモンの偽証」の子なのね。観ていないんだけど、なかなか将来有望ではないでしょうか。今後に期待ですね。
評価:★★★☆(3.5)
わたしのハードルが低すぎたのかもしれないが(Yahoo!映画でボロクソ書いている人もいるし)、わたしはアリです。この☆は香川照之に捧げていると言っても過言ではないが。
DVDの購入はコチラ
【amazon】
レンタルはコチラ
【ぽすれん】

西島秀俊とは何度目の共演なんだってくらい、見飽きた組み合わせだけど、「MOZU」の大杉とも「流星ワゴン」の忠さんとも別人だもんね。ま、西島秀俊はいつもと同じでしたが。冒頭の棒読みはちょっと酷かった(そういえば「LOFT ロフト」の時も棒読みって書いてるわ

西野がサイコパスなのは明白だけど、おかしいのは西野だけじゃない。高倉もおかしい。早紀への接し方とか観てると、彼もサイコパスの気があると思う。
康子もおかしい。西野を変人と思うなら挨拶程度の付き合いにしておけばいいのに、わざわざシチューのおすそ分けしたり、家に呼んで料理を教えたりする時点で、自ら災厄を呼んでいるとしか思えない。
だからか、高倉家に限っては、巻き込まれて可哀相な感じはしないな。澪は可哀相だけど。
澪が、煽りにもある台詞
を高倉に言うところは、わかっていても、ぞっあの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。

あと、野上が西野の家を訪ねていって、あなたが西野さん? そうですというやり取りの後、本物の西野の免許証がアップになるシーンも、おお! ついにばれた!って感じで ( ^ω^)ワクワク でした。
ツッコミどころはなくはないっていうか、ありまくり(捜査一課の刑事から大学教授への転身ってありか?とか、6年も死体に気付かないとかどんだけ警察は無能なんだとか、西野の持っている薬の効能はいったいなんだとか、西野は家を乗っ取るたびにあの真空パックの機械を持っていっているのか?とか)だが、いつものに比べればかなりマシ。
ただ、西野が洗脳する方法は、「冷たい熱帯魚」みたいに薬じゃない手段でやって欲しかったわ。
澪役の子、結構いいなと思ったら「ソロモンの偽証」の子なのね。観ていないんだけど、なかなか将来有望ではないでしょうか。今後に期待ですね。
評価:★★★☆(3.5)
わたしのハードルが低すぎたのかもしれないが(Yahoo!映画でボロクソ書いている人もいるし)、わたしはアリです。この☆は香川照之に捧げていると言っても過言ではないが。
DVDの購入はコチラ

【amazon】
レンタルはコチラ

【ぽすれん】
監督:黒沢清
出演者:西島秀俊、 竹内結子、 川口春菜、 香川照之
収録時間:130分
レンタル開始日:2016-11-02
Story
黒沢清監督が手掛けた、西島秀俊、竹内結子、香川照之主演によるサスペンススリラー。犯罪心理学者の高倉は未解決の一家失踪事件を調査していた。ある日、高倉は最近妻と引っ越した家の隣に住む、奇妙な家族と事件の繋がりに気付いてしまい…。 (詳細はこちら)
黒沢清監督が手掛けた、西島秀俊、竹内結子、香川照之主演によるサスペンススリラー。犯罪心理学者の高倉は未解決の一家失踪事件を調査していた。ある日、高倉は最近妻と引っ越した家の隣に住む、奇妙な家族と事件の繋がりに気付いてしまい…。 (詳細はこちら)
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