週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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葛城事件 
2016年07月19日 (火) | EDIT |
 シネマ・ロサにて鑑賞
葛城事件葛城事件
2016年/日本/120分
監督: 赤堀雅秋
出演: 三浦友和/南果歩/新井浩文/若葉竜也/田中麗奈
公式サイト
公開: 2016年06月18日

郊外の住宅地。ある一戸建てで暮らす葛城清の家を、星野順子という女性が訪れる。死刑反対の立場を取っている順子は、無差別殺傷事件を起こし死刑囚となった、清の次男、稔と獄中結婚したと言う。息子が起こした事件のせいで、清は近所から腫れ物に触るように扱われていた。順子は稔と面会し、彼を愛そうとするが、稔の態度は硬化するばかり。清は、どこで歯車が狂ってしまったのか、考え続けていた―――――


観ようかどうしようか迷っていたんですが、「心霊ドクターと消された記憶」と同じ劇場だったので、ハシゴしました。
無差別殺人で死刑囚となった人の家族の話というくらいしか情報を入れていかなかったんですが、これ、池田小の事件をモデルにしているんですね。

重い。相当ずっしりきました。
葛城家は決定的に何かがおかしい家族ということではなく、普通の範疇に入る家族だと思う。良い悪いは別にして、あれくらいの威圧的な父親ってよくいるんじゃないかな。
家を購入した時、清は純粋に妻と子供を守ろうと、何よりも家族のことを考えていたし、それはたぶんずっとそうだったんだろうと思う。ただ、清は自分にとっての理想の家族を追い求めすぎて、そこから外れると、無理矢理矯正しようとした。それが妻や息子たちを追いつめてしまったように思う。それぞれ理想とする家族像は違ったのに、彼はそれを認められなかった。
順子に向かって、俺が3人殺したら家族になってくれるのか!って言うけど、もう既に清は3人殺しているも同然なのに、それにも気付いていなかったのか。
首を吊るのに、別にどこだっていいのに敢えてあのみかんの木を選んだところも、清は理想の家族像にまだしがみついているのかなと思った。

やっぱり順子みたいな人は、わたしは理解できないわと思った。面会の様子を見ていても、順子の自己満足にしか思えないし、すごく偽善者っぽい。だから稔も心を開かなかったんじゃないのかなあ。

食事のシーンが多いんだけど、どれもコンビニ弁当とか出来合いのもので、手作りの料理が一切出てこないのが印象的でした。

メインは葛城家の4人と順子役の田中麗奈だけで、さすがに役者は皆いいんだけど、とにかく三浦友和が圧巻  独壇場ですな。

評価:★★★★(4.0)
良かったです。観終わった後もずっしりくるので、あまり万人にオススメは出来ないけれど。


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監督:赤堀雅秋
出演者:三浦友和、 南果歩、 新井浩文、 若葉竜也
収録時間:120分
レンタル開始日:2017-01-11

Story
赤堀雅秋監督が手掛けた同名舞台を新たに改稿し映画化した家族ドラマ。親が始めた金物屋を引き継ぎ、妻とふたりの息子と暮らしていた清。思い描いた理想の家庭を築くはずが、いつしか家族を抑圧的に支配するようになり…。三浦友和が父親役を好演。 (詳細はこちら

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:赤堀雅秋 三浦友和 南果歩 新井浩文 若葉竜也 田中麗奈 
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