2016年07月23日 (土) | EDIT |
■ TOHOシネマズ シャンテにて鑑賞
帰ってきたヒトラー/ER IST WIEDER DA
2015年/ドイツ/116分
監督: ダーヴィト・ヴネント
出演: オリヴァー・マスッチ/ファビアン・ブッシュ/クリストフ・マリア・ヘルプスト/カッチャ・リーマン
公式サイト
公開: 2016年06月17日
2014年、ブランデンブルグ。何故か1945年から2014年にタイムスリップしてしまったアドルフ・ヒトラー。ニューススタンドの店員に拾われた彼は、新聞で現状を把握し、自分がいた時代とすっかり変わった現代を嘆く。テレビ局“マイTV”の契約社員のファビアン・ザヴァツキは、契約解除を言い渡されて途方に暮れていたところ、自分が撮ったニュース映像の中にヒトラーが映っているのに気付き、ヒトラーを探してやってくる。ザヴァツキは、ヒトラーを本物そっくりのモノマネ芸人と思い、彼を売り出すことで職場復帰を目論む。テレビ番組に出演したヒトラーは視聴者に大ウケし、70年前と同じように人々の心をつかんでいくが―――――
いやーこれねえ。ヒトラーがお笑い芸人って絶対笑えないでしょ (;・∀・) と思って観ないつもりだったんですが、結構ヒットしているみたいなので、ちょっと気になりまして。

2015年/ドイツ/116分
監督: ダーヴィト・ヴネント
出演: オリヴァー・マスッチ/ファビアン・ブッシュ/クリストフ・マリア・ヘルプスト/カッチャ・リーマン
公式サイト
公開: 2016年06月17日
2014年、ブランデンブルグ。何故か1945年から2014年にタイムスリップしてしまったアドルフ・ヒトラー。ニューススタンドの店員に拾われた彼は、新聞で現状を把握し、自分がいた時代とすっかり変わった現代を嘆く。テレビ局“マイTV”の契約社員のファビアン・ザヴァツキは、契約解除を言い渡されて途方に暮れていたところ、自分が撮ったニュース映像の中にヒトラーが映っているのに気付き、ヒトラーを探してやってくる。ザヴァツキは、ヒトラーを本物そっくりのモノマネ芸人と思い、彼を売り出すことで職場復帰を目論む。テレビ番組に出演したヒトラーは視聴者に大ウケし、70年前と同じように人々の心をつかんでいくが―――――
いやーこれねえ。ヒトラーがお笑い芸人って絶対笑えないでしょ (;・∀・) と思って観ないつもりだったんですが、結構ヒットしているみたいなので、ちょっと気になりまして。
タイムスリップしたヒトラーがお笑い芸人になる話と思っていたのだけど、そうじゃなくて、ヒトラー自身は至って真面目にヒトラーやっていている、というと語弊があるかもしれないけれど、素のままで演じてはいない。それを周りが見て、モノマネ芸人と思って笑うという話でした。
ブラックコメディとは思っていたけど、オチがめちゃくちゃ怖かった
ヒトラーを自称する人って、病気と思われそうなもんだけどねえ。モノマネ芸人と誤解するってのも、時代を反映しているのかもしれないなあ。
タイムスリップものは、たいてい本人の周りにタイムスリップしたことを信じてくれる協力者がいて、助けられながら一緒に行動するというパターンが多いけど、ヒトラーは誰にもそんなことは言わずに黙々と情報を集めていくので、意外に順応性高いなと思った(笑) 初めてインターネットで検索するシーンとか、前半は笑えるところも多々あったけど、後半、本当に笑えなくなってくる。
移民とか人種の問題、結局ヒトラーが生きていた1945年と同じような問題が今も起こっていて、ヒトラーの姿をしている人が言うから、モノマネ芸人が~ ( ^∀^)ゲラッゲラ って笑っているけど、もしこれがヒトラーの姿でなく、別の人、政治家が説いていたらどうなんだろう。賛同する人も出てくるんだろうか。
ザヴァツキは、このヒトラーがモノマネじゃなくて本物だとわかってからヤバい!となるけど、気付かなかったらそのままだった訳だし、クレマイヤーのおばあちゃんが、ヒトラーのことだって皆最初は笑っていたんだ!て言う意味の怖さ。
「自分は民衆を扇動したのではない、計画を示した自分を民衆が選んだのだ」
というヒトラーの台詞。
今年、選挙が立て続けにあるけど、本当にちゃんと考えないといけないと改めて思いました。
「ヒトラー~最期の12日間~」のブルーノ・ガンツも上手いし似てるなと思ったけど、オリヴァー・マスッチも上手く似せてますよね。
インタビュー映像で、モザイクとか目隠し入れていたり、ドキュメンタリー風にしているのも面白いなと思いました。リアリティが出るしね。
評価:★★★★(4.0)
オチの怖さに、色々考えさせられました。
DVDの購入はコチラ
【amazon】
レンタルはコチラ
【ぽすれん】
ブラックコメディとは思っていたけど、オチがめちゃくちゃ怖かった

ヒトラーを自称する人って、病気と思われそうなもんだけどねえ。モノマネ芸人と誤解するってのも、時代を反映しているのかもしれないなあ。
タイムスリップものは、たいてい本人の周りにタイムスリップしたことを信じてくれる協力者がいて、助けられながら一緒に行動するというパターンが多いけど、ヒトラーは誰にもそんなことは言わずに黙々と情報を集めていくので、意外に順応性高いなと思った(笑) 初めてインターネットで検索するシーンとか、前半は笑えるところも多々あったけど、後半、本当に笑えなくなってくる。
移民とか人種の問題、結局ヒトラーが生きていた1945年と同じような問題が今も起こっていて、ヒトラーの姿をしている人が言うから、モノマネ芸人が~ ( ^∀^)ゲラッゲラ って笑っているけど、もしこれがヒトラーの姿でなく、別の人、政治家が説いていたらどうなんだろう。賛同する人も出てくるんだろうか。
ザヴァツキは、このヒトラーがモノマネじゃなくて本物だとわかってからヤバい!となるけど、気付かなかったらそのままだった訳だし、クレマイヤーのおばあちゃんが、ヒトラーのことだって皆最初は笑っていたんだ!て言う意味の怖さ。
「自分は民衆を扇動したのではない、計画を示した自分を民衆が選んだのだ」
というヒトラーの台詞。
今年、選挙が立て続けにあるけど、本当にちゃんと考えないといけないと改めて思いました。
「ヒトラー~最期の12日間~」のブルーノ・ガンツも上手いし似てるなと思ったけど、オリヴァー・マスッチも上手く似せてますよね。
インタビュー映像で、モザイクとか目隠し入れていたり、ドキュメンタリー風にしているのも面白いなと思いました。リアリティが出るしね。
評価:★★★★(4.0)
オチの怖さに、色々考えさせられました。
DVDの購入はコチラ

【amazon】
レンタルはコチラ

【ぽすれん】
監督:デヴィッド・ヴェンド
出演者:オリヴァー・マスッチ、 ファビアン・ブッシュ、 クリストフ・マリア・ヘルプスト、 カッチャ・リーマン
収録時間:116分
レンタル開始日:2016-12-23
Story
現代にタイムスリップしたヒトラーが、芸人として大スターになる様を描いたコメディ。ある日、ヒトラーにそっくりの男がとあるTVマンによって見出され、TV出演させられることに。男は長い沈黙の後、自信に満ちた過激な演説を繰り出し…。 (詳細はこちら)
現代にタイムスリップしたヒトラーが、芸人として大スターになる様を描いたコメディ。ある日、ヒトラーにそっくりの男がとあるTVマンによって見出され、TV出演させられることに。男は長い沈黙の後、自信に満ちた過激な演説を繰り出し…。 (詳細はこちら)
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ダーヴィト・ヴネント オリヴァー・マスッチ ファビアン・ブッシュ クリストフ・マリア・ヘルプスト カッチャ・リーマン
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歴史は繰り返す? 公式サイト http://gaga.ne.jp/hitlerisback6月17日公開 原作: 帰ってきたヒトラー (ティムール・ヴェルメシュ/河出文庫) 1945年に死んだはずのア
2016年07月26日(火) 18:12:38 | 風に吹かれて
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