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ミモザの島に消えた母 
2016年08月09日 (火) | EDIT |
 ヒューマントラストシネマ渋谷にて鑑賞
ミモザの島に消えた母ミモザの島に消えた母/BOOMERANG
2015年/フランス/101分
監督: フランソワ・ファヴラ
出演: ロラン・ラフィット/メラニー・ロラン/オドレイ・ダナ
公式サイト
公開: 2016年07月23日

仕事でトラブルを抱え、私生活も離婚と何もかも上手くいかないアントワーヌ・レーは、カウンセリングの中で、家族と向き合って話をすることを勧められる。30年前、アントワーヌが10歳、妹のアガットが5歳の時、母クラリスはノアールムーティエ島で溺死しており、以来、父シャルルが再婚したこともあって、クラリスのことは長年家族の中でタブーとされていた。アントワーヌは、命日に母を偲ぼうと、アガットと一緒にノアールムーティエ島へと向かう。そこで、かつてレー家で働いていたベルナデットと再会する。ベルナデットにクラリスが死んだときの様子を聞き、不自然なことが多いことに気付いたアントワーヌは、父や祖母に母の死について尋ねるが、2人とも口を閉ざす。何かを隠しているのではと疑いを持ったアントワーヌは、アガットに呆れられながらも、クラリスの死について調べ始めるが…


予告を観た時から気になっていたんですが、まさか単館上映とは思わなかったわ。
死んだ親の過去を探るっていう展開は「生きうつしのプリマ」と同じですね。「生きうつしのプリマ」では、親父は真相を知ってるくせに、娘を振り回してたって感じだったのですが、こちらの親父とばーさんは真相を知っているけど語りたくない、あからさまに隠している態度なので、アントワーヌが真相を追いたくなるのは無理のない展開ではある。
アントワーヌが過去と向き合って自分を見つめ直す物語なのでしょうがないんだけど、アンジェルとのラブとか娘との関係を絡ませたりするので、ちょっと前半眠気に襲われました

いやーしかし真相が衝撃  確かに普通の不倫だとありきたりだし、マルゴの話ともつながっているので展開として無理はないけれど、そう来るとは思わなくて、ちょっとびっくりした。30年前なら、同性愛なんておおっぴらに言えるもんじゃないし、ましてや子供には話せないよなあ。
アントワーヌも意地になってるというか、クリスマスのホームパーティで親父とばーさん問い詰めるとか、40男のすることとは思えないわ。それで、ばーさんが死んでも孫に連絡しないとか、どういう家族やねん。
アガットが頑なに兄を妄想だ妄想だというのも不思議。一緒に調べようとはしないんだなあ。もしかして、幼い頃に見たシーンが無意識下に残っていて、真相を知ることを拒んでいたのかな。

ノアールムーティエ島は、ミモザの島と言われているんですね。だからこの邦題なんだな。満潮時には海に沈む道路パサージュ・デュ・ゴワが印象的でした。シチュエーションとしてはすごく美しくて良かったんだけど、いまいち活かしきれていないような。。。

評価:★★☆(2.5)
生きうつしのプリマ」よりはイラつかないで済んだけど、可もなく不可もなくってところかな。


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監督:フランソワ・ファヴラ
出演者:ローラン・ラフィット、 メラニー・ロラン、 オドレイ・ダナ、 ウラディミール・ヨルダノフ、 ビュル・オジェ
収録時間:101分
レンタル開始日:2017-01-18

Story
ローラン・ラフィットとメラニー・ロラン主演によるサスペンス。30年前、「ミモザの島」と呼ばれる島沿岸の海で、若い女性が謎の死を遂げる。40歳になった今でも、愛する母を失った喪失感から抜け出せないアントワンは、真相を突き止めようとするが…。 (詳細はこちら

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:フランソワ・ファヴラ ロラン・ラフィット メラニー・ロラン オドレイ・ダナ 
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冬にミモザの花が咲き乱れることから「ミモザの島」と呼ばれる、フランスの避暑地ノアールムーティエ島。 幼い頃、ここで母を亡くした兄アントワーヌと妹アガットは、久々に島を訪れる。 母の死に疑問を抱いたアントワーヌは、家族の周辺を調べることに。 30年間タブーとなっていた母の話題を持ち出したことで、彼は再婚した父や祖母、妹と対立していく…。 サスペンス・ドラマ。
2016年08月10日(水) 21:36:24 |  象のロケット