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エル・クラン 
2016年10月05日 (水) | EDIT |
 YEBISU GARDEN CINEMAにて鑑賞
エル・クランエル・クラン/EL CLAN
2015年/アルゼンチン/110分
監督: パブロ・トラペロ
出演: ギレルモ・フランセーヤ/ピーター・ランサーニ/リリー・ポポヴィッチ/ガストン・コッチャラーレ/ジゼル・モッタ
公式サイト
公開: 2016年09月17日

1980年代、アルゼンチン。国家情報局で働いていたアルキメデス・プッチオは、軍政から民政へと時代が移り変わりつつある中で、職を失ってしまう。ある日、ラグビー選手として活躍しているプッチオ家の長男アレックスことアレハンドロは、チームメイトのリカルド・マノウキアンと帰宅中、何者かに襲われる。リカルドは縛り上げられて車のトランクへと押し込められるが、アレックスは何故か丁寧に扱われ助手席へ乗せられる。2人を襲ったのは、アルキメデスと叔父のラボルデたちだった。アルキメデスは、家族を養うために金持ちを誘拐し身代金で生計を立てていたのだ。アレックスが翌日ラグビーの練習に出かけたところ、リカルドが誘拐されたことは話題になっていたが、アレックスが疑われることはなかった。アルキメデスは無事に身代金を手にし、リカルドを解放すると言って出かけていく。アレックスはホッとするものの、翌日、リカルドの遺体が発見されたと聞かされ衝撃を受ける。アルキメデスは、リカルドに正体がばれて脅されたため止む無く殺したと言う。アレックスは、否応なくアルキメデスの誘拐ビジネスに巻き込まれていくが―――――


実話ってことで、すごく気になっていました。 アルゼンチンでは「人生スイッチ」を上回るヒットだとか。
アルゼンチンでは知らない人はいないくらいの事件らしい。事件についてググってもあまり引っかからないし、少々理解しがたいところがありました。せめてこの時代のアルゼンチンの社会背景を少し入れて行った方が、理解の助けになるかも。

誘拐の仕方が雑すぎるなー (^_^;) よく捕まらないよなってレベルなんだけど、これは事件をもみ消してくれる立場の人、大佐とやらが隠蔽してくれるという前提だからなんだね。最初はその辺がわからなくて、警察無能すぎ くらいに思ってたよ。
大佐やら理解してくれる昔の仲間やらがいたからなのかもしれないけど、アルキメデスは、自分のやっていることが犯罪だという認識がないというか、正しいことをしていると思っている、心理的にはある意味テロリストに近いような感触を受けました。だから、逮捕された後もあんなにふてぶてしいといか、無実だと真顔で言えるのだと。

家族は巻き込まれたっちゃ巻き込まれたんだけど、アレックスは、友だちが誘拐されて殺されたのに、逃げようとは思わなかったのかというのがすごく疑問。確かにあの親父は怖いが、三男のギジェは逃げられてるし。リカルドの時はちょっとびくびくしていたけど、その後は普通に誘拐に加担していたからなあ。
次男のマギラがニュージーランドに行ったっていうのは、親父が家族を捨てたとか怒っていたので、誘拐ビジネスのことを知って逃げ出したのかと思っていたんだけど、帰ってきたら喜々として手伝ってたので、 (-"-;) ??でした。逃げ出したのではなかったのか??

彼らが捕まった後の顛末がテロップで流れて、妻のエピファニと娘たちは関与していないから無実って…いやいやそんな訳ないでしょー。知らないフリしていただけじゃん。エピファニなんて、アレックスが嫌気がさしているのを察して、マギラを連れ戻してきてというんだからねえ。。。でも裁判では無実になっちゃったんだな。
アルキメデスにもびっくり だよ。獄中で司法試験に受かって、釈放されてからは弁護士になったって、バイタリティあるよなあ。
時代もあったのだろうけど、アルゼンチンってすごい国だなと思っちゃった。事実は小説よりも奇なりですね。

アニマル・キングダム」と似てはいるんだけど、あちらと比べると全ての根源であるアルキメデス、この親父が強烈でした。ギレルモ・フランセーヤはコメディ俳優らしいのですが、すごく目が怖かった。坐っているというか…
あと、音楽の使い方がちょっと独特でしたね。

評価:★★(2.0)
正直、あんまり盛り上がるところもないので、始まる前に、あ、もしかしたら寝ちゃうかも…と思ってはいたのですが、案の定少々記憶が飛んでいます  もう少し盛り上がりどころが欲しかった。

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:パブロ・トラペロ ギレルモ・フランセーヤ ピーター・ランサーニ リリー・ポポヴィッチ ガストン・コッチャラーレ ジゼル・モッタ 
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