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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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神聖なる一族24人の娘たち 
2016年10月10日 (月) | EDIT |
 シアター・イメージフォーラムにて鑑賞
神聖なる一族24人の娘たち神聖なる一族24人の娘たち/CELESTIAL WIVES OF THE MEADOW MARI
2012年/ロシア/106分
監督: アレクセイ・フェドルチェンコ
出演: ユリア・アウグ/ヤーナ・エシポヴィッチ/ダリヤ・エカマソワ/オリガ・ドブリナ
公式サイト
公開: 2016年09月24日

ロシア連邦内にあるマリ・エル共和国。新年、横暴な旦那に辟易している妊娠中のオシュヴィーカ。オラズヴィはボーイフレンドのペンジャと牛小屋で逢引中。孫娘オドチャが体調を崩し、心配する祖父母は医者や占い師を頼って原因を解明しようとするが…


予告を観て不思議な映画だなーと思って気になりまして。ロシアの映画なんてなかなか観ないなー
Oから始まる名前の24人の女たちのオムニバスで、24人もいるんだから当たり前かもしれないが、超短編の集まりで、全体的にシュールな寓話というか。日本昔ばなしならぬマリ・エル昔ばなし的な感じ。で、性に絡むエピソードが非常に多い。時間はエピソードによってまちまちなので、 (-"-;) ??と思っている間に終わっちゃうのもあったり、ちょっと長めでストーリー性を持たせているものもある。

印象深かったのはいくつかあるけれど、オロプチーのエピソードが一番後味悪い
オヴダという女に「あんたの旦那が好きなんで、一回やらせて」と言われて、そりゃーいくらなんでもごめんだと断ったら、旦那がオロプチーのアソコに触れると鳥の鳴き声がするというエグい呪いをかけられてしまう。オロプチーはだんだん精神的に病んでくるし、旦那は自分の女房とセックス出来ないしで、耐えかねてオヴダのところへ出かけて行き、帰ってきたら夫婦は普通にセックスできた。要は旦那はオヴダとやっちゃったってことなんだけど、オロプチーはそれに耐えられなくて…という話。
このオヴダが森の精霊という設定らしいんだけど、外見的にホームレスっぽいというか、清潔感がないので、すごい嫌悪感が
微笑ましかったのは、オシャルゲのエピソードかな。投げたコインの下に幸せがあると言われて、じいさんが投げたコインを追って行ったら、ある男が草むらでトイレ中(たぶん)にコインを拾う。オシャルゲは、あんたがあたしの幸せなんて嘘でしょ?って嘆くんだけど、その後時が過ぎて、2人はめでたく結婚  おまじないは当たったねって話。ちょっとほっこり (*´∀`)

あとはもーエピソードが短くて意味不明なものもいっぱいあったので、ちょっと書きにくいわ。

評価:★★(2.0)
こういうショートショートのオムニバス映画って観たことなかったので、新鮮ではありましたが、あまりに数が多い=1編が非常に短いのと、意味不明なものも結構あったので、なんとも…。通好みかもしれないね。

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:アレクセイ・フェドルチェンコ ユリア・アウグ ヤーナ・エシポヴィッチ ダリヤ・エカマソワ オリガ・ドブリナ 
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