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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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雨にゆれる女 
2016年11月20日 (日) | EDIT |
 第29回東京国際映画祭にて鑑賞
雨にゆれる女雨にゆれる女
2016年/日本/83分
監督: 半野喜弘
出演: 青木崇高/大野いと/岡山天音/水澤紳吾/伊藤佳範
公式サイト
公開: 2016年11月19日

小さな鋳型工場でアルバイトとして働いている飯田健次は、職場の誰とも関わろうとせず、1人でひっそりと暮らしていた。ある日、同僚の下田が、理美という女を匿って欲しいと連れてくる。拒否するものの、無理矢理押し付けられ健次はやむなく理美の身柄を預かることになる。健次は理美と必要以上に接しないようにしていたが、健次が着けている眼鏡と補聴器が偽装だと彼女に悟られ、それ以来2人は徐々に心を寄せ合っていくが…


TIFF6作目はアジアの未来部門から。最初は観ようかどうしようか迷っていて、結局、青木崇高目当てで観に行きまいた。公開までにレビューが間に合わず(泣)
今回は半野喜弘監督によるQ&A。キャストは来ていなくてザンネン。
TIFF2016-04_Q&A@雨にゆれる女
全体的にノワールっぽいというか、雰囲気はすごくある作品でした。Q&Aで監督が、雰囲気を重視して、敢えて説明を省いているところもあるというようなことを話していましたが、観終わってからそれを聞いて、なるほどと思いました。確かに、ちょっと (-"-;) ?? と思いながら観たシーンが多々あり。

健次は偽名を使っていたし、警察にすら居所を探られないようにしていたのに、一般人である理美がどうやって健次の居場所を知ったのかというのも謎だけど、そもそも、下田は何のために理美を健次に預けにきたの? 同性だったらともかく、異性の家(しかもそんなに親しくない)だよ。理美と健次がどうにかなってもしょうがなくない? そうならないと思っていたなら、下田は健次を舐めていたんだなあ。まぁそう思わせる台詞はあったけど。
健次の殺人に至った経緯も、何だか納得いかないわ。ラストの海のシーンに至っては、ファンタジーみたいな要素も混ざっているせいか、更に訳がわかんなくなってしまいました。

2人が初めてキスするシーンを、映像として見せていないのは良かった。2人がお互いに言えないことを抱えながらも、徐々に心を寄せ合っていく過程は良かったです。

青木崇高とは14年前からの知り合いなんですって。パリで知り合ってからの仲ということで、健次は当て書きに近かったみたい。だから青木崇高は良かったけれど、個人的は大野いとは正直いまいちだった  あんまり上手くないかなー

評価:★★(2.0)
雰囲気重視の映画かなー。そこの拘りはとても伝わってきました。がー、ストーリー重視派としては、細かなところが色々気になってしまいました。

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THEMA:東京国際映画祭
GENRE:映画
TAG:半野喜弘 青木崇高 大野いと 岡山天音 水澤紳吾 伊藤佳範 第29回東京国際映画祭 
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