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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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ザ・ギフト 
2016年12月12日 (月) | EDIT |
 TOHOシネマズ 新宿にて鑑賞
ザ・ギフトザ・ギフト/THE GIFT
2015年/アメリカ/108分
監督: ジョエル・エドガートン
出演: ジェイソン・ベイトマン/レベッカ・ホール/ジョエル・エドガートン
公式サイト
公開: 2016年10月28日

サイモン・カレムは、転職を機に、流産を経験した妻ロビンの静養も兼ねて、シカゴからサイモンの地元カリフォルニアへUターンする。そこでサイモンは、高校の同級生ゴードことゴードン・モーズリーと25年ぶりに再会する。サイモンはあまりゴードを覚えていなかったが、ゴードは再会に感激し、2人に高級ワインをプレゼントする。以来、2人の元を頻繁に訪れてはプレゼントを置いていくようになり、徐々に度を越していくゴードの距離感に、サイモンとロビンは戸惑うが…


ジョエル・エドガートンの初監督作品で、あちらでスマッシュヒットしたらしい。気になっていたので、観ることは決めていましたが…もうずいぶん前だ orz
わたし好みの後味の悪~いホラー。ジョエル・エドガートンってこういうのを撮るんですねえ。ちょっと意外でした。

疎遠だった人が近づいてくるっていうのは、何か意図があるってことなんだなあ。
このジョエル・エドガートン演じるゴードが、最初は、うーん距離ナシさんなのかな?と思っていたら、どんどん不気味になっていくし、サイモンはゴードにストーキングされた被害者なんだと観る方に同情させておいて、実はサイモンにそうされる理由があったと判明する展開は非常に上手かったと思う。
サイモンも、高校時代にあれだけのことをしておいて、全く覚えていないってことあるのかなーと思ったけど、日常茶飯事だったってことなのかね。サイモンは単なるクズで、巻き込まれたロビンは気の毒だけど…

ロビンが突然倒れたシーンについての言及がなくて、なんだろーと思っていたら、まさかラストでこれが回収されるとは思いませんでした。とんでもない後味の悪さ。
上手いのは、結局どっちの子なのかは、子供をDNA鑑定するまではわからないってこと。でも、ロビンに子供のDNA鑑定なんて言い出せる訳がない。ロビンはサイモンの子供以外の可能性があるなんて思ってもいないし、産まれた後でもDNA鑑定は無理。サイモンはずっと、もしかしたら自分の子供ではないかも…と疑念を抱きながら過ごすことになる。いい復讐だなー。

キャストも良かったですけど、犬のボージャングルが可愛かったです
映画だからなのかもしれないけど、アメリカの映画観てカーテンしないの?といつも思う。あんな大きなガラスで、外から丸見えじゃんね。居留守も使えやしない。

評価:★★★★(4.0)
こういうの好きなんですよね。ちょっと甘いかな? でもバッドエンド好きなら観てよいかと思います。

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ジョエル・エドガートン ジェイソン・ベイトマン レベッカ・ホール 
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