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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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ドリームバスター3 
2007年03月17日 (土) | EDIT |
ドリームバスター3ドリームバスター3
著  者: 宮部みゆき
出版年: 2006年
出版社: 徳間書店

ある殺人事件の目撃証言を行ってから、理恵子が見始めた悪夢を退治しに現れたD・B(ドリーム・バスター)のマエストロとシェン。ミッションの後、理恵子に何か変化が起こった時にわかるようにと、マエストロが理恵子の左手首に“(アンカー)”を打ち込んでから、理恵子は超能力者のように他人の心の声が聞き取れるようになってしまった。ある日、現実にはいない赤いドレスの女を見るようになる。理恵子は同僚の瑛子に相談するものの信じて貰えず、D・B(ドリーム・バスター)たちの存在を疑り始めていた時、インターネットで検索をすると、なんとD・B(ドリーム・バスター)のことを綴った個人のブログを見付ける。あれは夢じゃなかった。自分の他にも彼らに会った人がいた! 理恵子は早速作者に連絡を取り、会うことになる。作者は竹内道子と名乗り、一人娘の真由と一緒にD・B(ドリーム・バスター)たちに会ったと言う。理恵子は道子に、赤いドレスの女の話をするが―――――(「赤いドレスの女」)
他「モズミの決算」「時間鉱山PartI」収録


ちょっと体調を崩して風邪を引いてしまいまして、更新が滞ってしまいました。年度末でちょいと忙しくなっているので、04月いっぱいくらいは更新ペースが落ちると思います。マターリやって行きますので、しばらくは温かい目で見守ってくださいませ。
「ドリームバスター」シリーズの最新作。
今までは、D・P(ドリーミング・パーソン)がミッションの様子を語るか、D・B(ドリーム・バスター)たちのいる、惑星“テーラ”で進行している出来事が綴られているという感じだったんだけど、今回の「赤いドレスの女」はちょっと趣を変えて、D・B(ドリーム・バスター)たちは全く出てこない。現実の地球で、理恵子と道子というD・P(ドリーミング・パーソン)同士の接触を書いた話。これは結構面白かったかな。

ただ、シェン自身の話(ローズはどうなっているのかとか)もあんまり進んでいないし、行方不明になったリップもどうなったかわからないままに、新キャラのカーリンが登場しちゃって、また「続く」だし、っていうかいつまで続くのこの話って感じ。いや、面白いけどさ…
漫画と違って、定期的に雑誌に連載されている訳でもないし、正直、こういう入り組んだ話の続きを、何年か経ってから読むのってキツイ。前の話を事細かに覚えていられればいいんだろうけど…こういう話は、購入した人向けだよなあ。
「時間鉱山」の話とか、たぶん次が出る頃にはまったくわからなくなっている気がする orz

評価:★★☆(2.5)
普通に読めます。が、シリーズが手元にないと、細かいところの確認がなかなか出来なくて辛い。でも、個人的には買うほどではないんだよなあ…


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THEMA:宮部みゆき
GENRE:小説・文学
TAG:宮部みゆき 「ドリームバスター」シリーズ 
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