2005年09月01日 (木) | EDIT |

著 者: 横山秀夫
出版年: 2004年
出版社: 新潮社
県警の機関誌の編集担当をしている悦子。定年退職者の回想手記を載せるのに、たった1人分、看守をやっているという近藤の原稿がない。近藤の家まで原稿を催促に行くと、本人は不在。近藤の妻は言う。
「ほら、ウチの人、刑事さんだから」
刑事になりたかったがなれずにずっと看守を勤めた近藤は、1年前に起こった“死体なき殺人”の“捜査”をしているらしい。成り行きで“捜査”に巻き込まれた悦子が、近藤に連れられて行った先は―――――(「看守眼」)
他「自伝」「口癖」「午前五時の侵入者」「静かな家」「秘書課の男」収録
この人は短編とか中編が上手い人だなー。これも短編集です。
心理描写が上手いのかな。人間誰しも心の奥に潜んでいるちょっとした「悪意」みたいなものを上手く描いていると思う。特に「口癖」は良かった。
ただ、わたしが読んだのがそういのが多かったということかもしれないけど、警察人であるとか新聞記者であるとか、特定の職種に就いている人を取り上げていることが多いので、もうちょっと違ったものも読んでみたいかな。
評価:★★☆(2.5)
短編集というのもあるかもしれないけど、無難。
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ただ、わたしが読んだのがそういのが多かったということかもしれないけど、警察人であるとか新聞記者であるとか、特定の職種に就いている人を取り上げていることが多いので、もうちょっと違ったものも読んでみたいかな。
評価:★★☆(2.5)
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