2006年05月03日 (水) | EDIT |
■ 銀座テアトルシネマにて鑑賞
美しき運命の傷痕/L' ENFER
2005年/フランス、イタリア、ベルギー、日本/102分
監督: ダニス・タノヴィッチ
出演: エマニュエル・ベアール/カリン・ヴィアール/マリー・ジラン/キャロル・ブーケ
公式サイト
公開: 2006年04月08日
ソフィ、セリーヌ、アンヌの美しい三姉妹は、幼い頃、口論の末父親が母親を突き飛ばして、結果重傷を負わせ、父親は直後に飛び降り自殺をしていたという事件があり、そのことがトラウマになって、それぞれの心に深い傷を残していた。長女ソフィは、結婚して2人の子供がいるものの、夫ピエールの浮気に苦しんでいた。次女セリーヌは、独身で恋人もおらず、病院で暮らす母親の元まで電車で通って介護を引き受けている。三女アンヌは、親友の父親でもある大学教授のフレデリックと不倫関係にあったが、突然彼から別れを告げられてしまう。
ある日、セリーヌの元にセバスチャンという男が現れる。セバスチャンに淡い恋心を抱くセリーヌ。しかし、セバスチャンは意外な告白を始める。それは恋の告白ではなく、姉妹の父親に関わることだった…
連休中のレディースデー、しかも朝の1回しかやっていないということで、激混みでした。受付で先着120名にエビアンプレゼントをやっていたせいか、同じ劇場でこの後にかかっていた「かもめ食堂」の受付も同時にやっていたせいか、思っていたより受付が手間取ったようで、映画の上映が15分遅らされました。もちろんアナウンスはあったんだけど、混んでるからって上映を遅らされたのは初めて。

2005年/フランス、イタリア、ベルギー、日本/102分
監督: ダニス・タノヴィッチ
出演: エマニュエル・ベアール/カリン・ヴィアール/マリー・ジラン/キャロル・ブーケ
公式サイト
公開: 2006年04月08日
ソフィ、セリーヌ、アンヌの美しい三姉妹は、幼い頃、口論の末父親が母親を突き飛ばして、結果重傷を負わせ、父親は直後に飛び降り自殺をしていたという事件があり、そのことがトラウマになって、それぞれの心に深い傷を残していた。長女ソフィは、結婚して2人の子供がいるものの、夫ピエールの浮気に苦しんでいた。次女セリーヌは、独身で恋人もおらず、病院で暮らす母親の元まで電車で通って介護を引き受けている。三女アンヌは、親友の父親でもある大学教授のフレデリックと不倫関係にあったが、突然彼から別れを告げられてしまう。
ある日、セリーヌの元にセバスチャンという男が現れる。セバスチャンに淡い恋心を抱くセリーヌ。しかし、セバスチャンは意外な告白を始める。それは恋の告白ではなく、姉妹の父親に関わることだった…
連休中のレディースデー、しかも朝の1回しかやっていないということで、激混みでした。受付で先着120名にエビアンプレゼントをやっていたせいか、同じ劇場でこの後にかかっていた「かもめ食堂」の受付も同時にやっていたせいか、思っていたより受付が手間取ったようで、映画の上映が15分遅らされました。もちろんアナウンスはあったんだけど、混んでるからって上映を遅らされたのは初めて。
オープニングで、カッコウが他の鳥の巣に卵を産んで、孵ったカッコウの雛が他の鳥の卵を巣から落とす…この映像が不穏な雰囲気を醸し出していて、すごく印象的でした。
この映画では「運命と偶然」をテーマとして挙げています。彼女たちに訪れたのは運命なのか? 偶然なのか?
ラストで、姉妹の母親が、自分が夫にしたことの真相が明らかになった時「それでも、私は何も後悔していない」と言い切る。これは偶然ではなくまさしく運命だ。これを運命と受け止め、言い切る強さ。娘たちにしても、それぞれの事情で悩み苦しんでいるけれど、最終的な行動は、運命だと受け入れて行動している。その強さに打たれました。
その女性の強さに対して、男たちの描かれ方が弱すぎる。charlotteさんもヘー太さんも書かれていますが、ソフィの夫ピエール、アンヌの不倫相手フレデリック、セリーヌの前に突然現れたセバスチャン、そして姉妹の父、ホント弱すぎ。その辺がちょっと残念。
女性にスポットを当てている映画なので、女性には共感する部分が多々あると思う。男性がこれを見た場合はどうなのかなぁ…
ヘー太さんは
評価:★★★(3.0)
どろどろしたのが好きな人にはいいかも。後味は良くないです。暗いし。
でもわたしはこういうの嫌いじゃないです。
DVDの購入はコチラ
【amazon】
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【ぽすれん】
この映画では「運命と偶然」をテーマとして挙げています。彼女たちに訪れたのは運命なのか? 偶然なのか?
ラストで、姉妹の母親が、自分が夫にしたことの真相が明らかになった時「それでも、私は何も後悔していない」と言い切る。これは偶然ではなくまさしく運命だ。これを運命と受け止め、言い切る強さ。娘たちにしても、それぞれの事情で悩み苦しんでいるけれど、最終的な行動は、運命だと受け入れて行動している。その強さに打たれました。
その女性の強さに対して、男たちの描かれ方が弱すぎる。charlotteさんもヘー太さんも書かれていますが、ソフィの夫ピエール、アンヌの不倫相手フレデリック、セリーヌの前に突然現れたセバスチャン、そして姉妹の父、ホント弱すぎ。その辺がちょっと残念。
女性にスポットを当てている映画なので、女性には共感する部分が多々あると思う。男性がこれを見た場合はどうなのかなぁ…
ヘー太さんは
というか、女性は怖いね。と書いていらっしゃいますが、でも実際この映画は、ただひたすら「女はコワイ、強い」という話かも(笑)
評価:★★★(3.0)
どろどろしたのが好きな人にはいいかも。後味は良くないです。暗いし。
でもわたしはこういうの嫌いじゃないです。
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【ぽすれん】
監督:ダニス・タノヴィッチ
出演者:エマニュエル・ベアール、 カリン・ヴィアール、 マリー・ジラン、 キャロル・ブーケ
収録時間:102分
レンタル開始日:2006-09-08
Story
巨匠・キェシロフスキの遺稿3部作「天国」「地獄」「煉獄」の第2章「地獄」を、D・タノヴィッチ監督がE・ベアールを主演に映画化。ある出来事により父親を失い心に傷を抱えた三姉妹と母親が運命を受け入れ強く生き抜いていく。 (詳細はこちら)
巨匠・キェシロフスキの遺稿3部作「天国」「地獄」「煉獄」の第2章「地獄」を、D・タノヴィッチ監督がE・ベアールを主演に映画化。ある出来事により父親を失い心に傷を抱えた三姉妹と母親が運命を受け入れ強く生き抜いていく。 (詳細はこちら)
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ダニス・タノヴィッチ エマニュエル・ベアール カリン・ヴィアール マリー・ジラン キャロル・ブーケ
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