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明日の記憶 
2006年05月29日 (月) | EDIT |
 池袋シネマサンシャインにて鑑賞
明日の記憶明日の記憶
2005年/日本/122分
監督: 堤幸彦
出演: 渡辺謙/樋口可南子/坂口憲二/吹石一恵
公式サイト
公開: 2006年05月13日

広告代理店に勤める佐伯雅行は、娘の梨恵が結婚前に妊娠するなどの波乱はあったものの、公私ともに充実した毎日を送っていた。しかし日常生活で、不意に人の名前が思い出せなかったり、打合せの時間を忘れたりすることが重なる。同じ物を何度も買ってきたりする雅行に不安を覚えた妻の枝実子は、医師の診断を受けることを勧める。訪れた病院で、雅行は若年性アルツハイマーとの診断を下される。ショックを受ける雅行。枝実子は、雅行を支えていくことを決意する―――――


アルツハイマーじゃなくても渋谷で迷うわたし。Bunkamuraル・シネマまで、地図が無くては行けません。佐伯が病院で受けるテスト、思わず「えーっと… ? (゜_。) 」と考えてしまったのは、わたしだけじゃないはず。
「昨年の流行りの傾向は“記憶もの”」と言われるくらい、記憶を扱った作品が多かった。しかし、何故今記憶もの? 若年性アルツハイマーって「私の頭の中の消しゴム」と同じやんけ、と思って、正直あんまり観る気はありませんでした。がー、ヘー太さんが誉めていらしたので(原作も読んでいらっしゃいます)、ちょっと観てみようかな~という気になり、行って参りました。

いやも~~~号泣しました。。。 。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
だから弱いんだってばこういうのー。

本当は比べるものでもないのでしょうが、同じテーマを扱っているだけに、どうしても比べてしまうのが「私の頭の中の消しゴム」。
あちらの作品では、恋愛感情に重点を置いていて、「アナタを忘れてしまうのが辛い」「私が忘れられるのが辛い」で、ひたすら「悲しい」「悲しい」だったんだけど、こちらの作品は、悲しいというより“悲惨”という感じで、だからこそとてもリアルでした。「私の頭の中の消しゴム」の主人公、スジンは若い女性で、渡辺謙よりわたしのリアルに近い(ハズ)のだけど、佐伯の方が身近でリアルに感じるのは何故だろう。

それは「私の頭の中の消しゴム」ではほとんど描写のなかった、介護の様子を描いているからかもしれない。特に、枝実子が雅行に対して、積もり積もったものをぶつけてしまうシーン。愛しているから、家族だから、だけではとても耐えきれない、枝実子の気持ちがリアルでした。それに対して思わず手が出てしまった雅行を宥めて、その後、1人庭で泣くシーンでまた号泣でした。

渡辺謙はやっぱり上手いです。樋口可南子もものすごく良かった キラキラ この2人だから良かったんだろうなー。
この2人の演技だけでも、観て損はないと思うよ。ホント良かった。
脇もとても良かったです。大滝秀治はどうかと思いますが(笑)

原作は当分借りられないでしょうが…気長に待ってみます。

評価:★★★★★(5.0)
謙さん&可南子に号泣。映像的な効果も上手く使っていてGOOD でした。

 原作のレビューはコチラ 明日の記憶


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監督:堤幸彦
出演者:渡辺謙、 樋口可南子、 吹石一恵、 水川あさみ
収録時間:122分
レンタル開始日:2006-10-13

Story
『トリック 劇場版』の堤幸彦監督が、山本周五郎賞を受賞した荻原浩の同名小説を渡辺謙、樋口可南子共演で映画化したドラマ。若年性アルツハイマー病に突如襲われた50歳の働き盛りのサラリーマンと、そんな夫を懸命に支えようとする妻との絆を綴る。 (詳細はこちら


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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:堤幸彦 渡辺謙 樋口可南子 坂口憲二 吹石一恵 原作:荻原浩 
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