2006年12月10日 (日) | EDIT |
■ シネマGAGA!にて鑑賞
めぐみ―引き裂かれた家族の30年/ABDUCTION: THE MEGUMI YOKOTA STORY
2006年/アメリカ/90分
監督: クリス・シェリダン/パティ・キム
出演: 横田滋/横田早紀江/増元照明
公式サイト
公開: 2006年11月25日
1977年、新潟県に住む1人の少女が忽然と姿を消した。
警察では、誘拐や家出の可能性を考えて捜査をしていたが、身代金の要求もなく、娘が自ら家を出たとも思えない両親は、必死の捜索を続けてきた。少女の行方不明後、新潟や福岡等でアベックが突然姿を消す事件が相次ぎ、そして少女が行方不明となってから20年経った1997年、脱北した元北朝鮮の工作員が北朝鮮による拉致を証言する。政府は拉致事件に対して冷たい対応しかしてこなかったが、やがて北朝鮮との国交回復問題から、政治的な意図にこの事件を利用し始める。ただ娘・息子を取り戻したいという親の思いは、個人ではどうすることも出来ない大きな流れに翻弄され、飲み込まれていく―――――
「Sad Movie サッド・ムービー」を観た時にこの予告が流れて、もうそれだけで泣けてきたんだけど、それだけではなくて、当事者である日本ではなくアメリカでこの映画が作られたということで、どういう作りになっているのかにも非常に興味があったので、雨
の渋谷で観てきました。

2006年/アメリカ/90分
監督: クリス・シェリダン/パティ・キム
出演: 横田滋/横田早紀江/増元照明
公式サイト
公開: 2006年11月25日
1977年、新潟県に住む1人の少女が忽然と姿を消した。
警察では、誘拐や家出の可能性を考えて捜査をしていたが、身代金の要求もなく、娘が自ら家を出たとも思えない両親は、必死の捜索を続けてきた。少女の行方不明後、新潟や福岡等でアベックが突然姿を消す事件が相次ぎ、そして少女が行方不明となってから20年経った1997年、脱北した元北朝鮮の工作員が北朝鮮による拉致を証言する。政府は拉致事件に対して冷たい対応しかしてこなかったが、やがて北朝鮮との国交回復問題から、政治的な意図にこの事件を利用し始める。ただ娘・息子を取り戻したいという親の思いは、個人ではどうすることも出来ない大きな流れに翻弄され、飲み込まれていく―――――
「Sad Movie サッド・ムービー」を観た時にこの予告が流れて、もうそれだけで泣けてきたんだけど、それだけではなくて、当事者である日本ではなくアメリカでこの映画が作られたということで、どういう作りになっているのかにも非常に興味があったので、雨

時系列に並べているので、非常にわかりやすい。特に、日本人以外や事件を良く知らない人への事件の啓発映画としては、良く出来ていると思います。わたしは事件について詳しくは知らなかったので、この映画を観て、そうか、最初は本当に家出とかって思われていたんだなと初めて知りました。
北朝鮮に拉致されたということがはっきりしたのって1997年なんだというのも意外でした。めちゃめちゃ最近の話じゃないか。もっと前からそういう話を聞いていた気がしてたけど。
それまでは、本当に何の手がかりもなく捜していたんだ…
今まで観たことのない映像も結構あったように思う。これはわたしが勉強不足だからかも知れんけど。めぐみさんがいなくなった時、ご家族で「小川宏ショー」に出演されていた映像とか。めぐみさんが学校の合唱で歌った「流浪の民」の音源も初めて耳にしました。
めぐみさんがいなくなった当時、まだ若かったご両親が、今はもう白髪になるくらいの年月が経ってしまっている…ということを実感しました。30年だもんね。日本に帰国された5人の拉致被害者の方のいなくなった当時の写真とか、そのご家族の映像もあって、本当に、これだけの時間が流れる間、何も出来なかったのかと思うと歯がゆい。増元るみ子さんのお父さんや地村保志さんのお母さんは亡くなられているし…
拉致という事実が明らかになってからは政治的駆け引きに利用されてしまって、気の毒。ご両親は、ただただ娘に会いたいだけなのに。
評価:★★★★★(5.0)
映画の作りがどうこうよりも、ご両親の、なんとしても娘に会いたいという思いに泣けてしまいました。世界中の人がこの映画を観て、事件について知ってくれるといいなあ。
横田めぐみさんを含む拉致被害者の方の安否がはっきりし、一日も早く日本に戻れることを祈っています。
DVDの購入はコチラ
【amazon】
レンタルはコチラ
【ぽすれん】
関連商品はコチラ
【amazon】
北朝鮮に拉致されたということがはっきりしたのって1997年なんだというのも意外でした。めちゃめちゃ最近の話じゃないか。もっと前からそういう話を聞いていた気がしてたけど。
それまでは、本当に何の手がかりもなく捜していたんだ…
今まで観たことのない映像も結構あったように思う。これはわたしが勉強不足だからかも知れんけど。めぐみさんがいなくなった時、ご家族で「小川宏ショー」に出演されていた映像とか。めぐみさんが学校の合唱で歌った「流浪の民」の音源も初めて耳にしました。
めぐみさんがいなくなった当時、まだ若かったご両親が、今はもう白髪になるくらいの年月が経ってしまっている…ということを実感しました。30年だもんね。日本に帰国された5人の拉致被害者の方のいなくなった当時の写真とか、そのご家族の映像もあって、本当に、これだけの時間が流れる間、何も出来なかったのかと思うと歯がゆい。増元るみ子さんのお父さんや地村保志さんのお母さんは亡くなられているし…
拉致という事実が明らかになってからは政治的駆け引きに利用されてしまって、気の毒。ご両親は、ただただ娘に会いたいだけなのに。
評価:★★★★★(5.0)
映画の作りがどうこうよりも、ご両親の、なんとしても娘に会いたいという思いに泣けてしまいました。世界中の人がこの映画を観て、事件について知ってくれるといいなあ。
横田めぐみさんを含む拉致被害者の方の安否がはっきりし、一日も早く日本に戻れることを祈っています。
DVDの購入はコチラ

【amazon】
![]() | めぐみ-引き裂かれた家族の30年 [DVD] (2007/06/01) ドキュメンタリー映画 商品詳細を見る |
レンタルはコチラ

【ぽすれん】
監督:クリス・シェリダン、パティ・キム
出演者:横田滋、 横田早紀江、 増元照明
収録時間:90分
レンタル開始日:2007-06-01
Story
北朝鮮拉致事件によって30年に渡り翻弄されてきた人々の姿を、アメリカ人監督が捉えたドキュメンタリー。引き裂かれても変わらない、家族の深い愛情を描く。77年11月、13歳の横田めぐみは、下校途中に忽然と姿を消した…。 (詳細はこちら)
北朝鮮拉致事件によって30年に渡り翻弄されてきた人々の姿を、アメリカ人監督が捉えたドキュメンタリー。引き裂かれても変わらない、家族の深い愛情を描く。77年11月、13歳の横田めぐみは、下校途中に忽然と姿を消した…。 (詳細はこちら)
【TSUTAYA DISCUS】 | 【DMM.com】 |
![]() | ![]() |
関連商品はコチラ

【amazon】
めぐみさんのお母さん、早紀江さんの著書です | |
![]() | めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる (1999/11) 横田 早紀江 商品詳細を見る |
早紀江さんと彼女を支えている友人たちがまとめた本 | |
![]() | 新版 ブルーリボンの祈り (2009/10/23) 横田 早紀江彼女を支える仲間たち 商品詳細を見る |
| HOME |