2006年12月06日 (水) | EDIT |
■ シネ・アミューズにて鑑賞
麦の穂をゆらす風/THE WIND THAT SHAKES THE BARLEY
2006年/イギリス、アイルランド、ドイツ、イタリア、スペイン/126分
監督: ケン・ローチ
出演: キリアン・マーフィ/ポードリック・ディレーニー/リーアム・カニンガム/オーラ・フィッツジェラルド/メアリー・オリオーダン
公式サイト
公開: 2006年11月18日
1920年、イギリスの統治下にあったアイルランドで、人々は苦しい暮らしを送っていた。イギリスから送られていた武装警察隊“ブラック・アンド・タンズ”は人々に屈辱的な尋問を行い、ある日、それに反抗した17歳のミホールは暴行を受け殺されてしまう。そんな中、医学を学ぶデミアンは、アイルランドから逃げ出すようにロンドンの病院へ就職を決めていた。しかし、ロンドン行きの列車のホームで、イギリスの兵士が列車に乗り込もうとしているところに行きあい、武器・兵士の輸送は禁じられているからと、駅員や車掌、運転士が暴行を受けながらも拒み通したのを見て、デミアンはアイルランドに残り、兄テディらと共にアイルランド独立を目指して戦うことを決意する。
長い戦いの末、イギリスとの停戦が決まり、アイルランドの人々は喜びに沸く。しかし、停戦で結ばれた条約の中身はアイルランドの完全な独立とはほど遠く、イギリスの自治領としての“アイルランド自由国”を認めるとしたものだった。仲間たちの中でも、これは自由への第一歩だとする条約賛成派、完全な独立を求めてこれを拒否するべしとする条約反対派に分かれ、やがてアイルランド人同士の内戦へと発展していく―――――
先週の「虎の門」の「こちトラ自腹じゃ!」で井筒が★3つ付けてたのよね。だから混むんじゃないかと思って冷や冷やしていたんだけど、案の定、水曜日とは言え平日の昼間なのに満席でした。

2006年/イギリス、アイルランド、ドイツ、イタリア、スペイン/126分
監督: ケン・ローチ
出演: キリアン・マーフィ/ポードリック・ディレーニー/リーアム・カニンガム/オーラ・フィッツジェラルド/メアリー・オリオーダン
公式サイト
公開: 2006年11月18日
1920年、イギリスの統治下にあったアイルランドで、人々は苦しい暮らしを送っていた。イギリスから送られていた武装警察隊“ブラック・アンド・タンズ”は人々に屈辱的な尋問を行い、ある日、それに反抗した17歳のミホールは暴行を受け殺されてしまう。そんな中、医学を学ぶデミアンは、アイルランドから逃げ出すようにロンドンの病院へ就職を決めていた。しかし、ロンドン行きの列車のホームで、イギリスの兵士が列車に乗り込もうとしているところに行きあい、武器・兵士の輸送は禁じられているからと、駅員や車掌、運転士が暴行を受けながらも拒み通したのを見て、デミアンはアイルランドに残り、兄テディらと共にアイルランド独立を目指して戦うことを決意する。
長い戦いの末、イギリスとの停戦が決まり、アイルランドの人々は喜びに沸く。しかし、停戦で結ばれた条約の中身はアイルランドの完全な独立とはほど遠く、イギリスの自治領としての“アイルランド自由国”を認めるとしたものだった。仲間たちの中でも、これは自由への第一歩だとする条約賛成派、完全な独立を求めてこれを拒否するべしとする条約反対派に分かれ、やがてアイルランド人同士の内戦へと発展していく―――――
先週の「虎の門」の「こちトラ自腹じゃ!」で井筒が★3つ付けてたのよね。だから混むんじゃないかと思って冷や冷やしていたんだけど、案の定、水曜日とは言え平日の昼間なのに満席でした。
結構キましたねえ… (´Д⊂グスン
ネが暗いからか、こういう話は非常に好きなんです。ま、最初ちょっと眠気に襲われて、うとうとしてしまいましたが(笑)
アイルランドとイギリスの確執って根深いとは知っていたけど、ここまでとは…
最初の方なんて、やられたことに対して報復して、それにまた報復してっていう悪循環、しかもどんどんエスカレートしていってしまう。そして始めは志を同じくしていた仲間なのに、途中でそれが分かれてしまって、最終的には同胞同士で殺し合うことになったというのが悲しい。
ラストで、デミアンがクリスに対して行ったこと、デミアンとクリスのお母さんの会話とまったく同じ会話がテディとシネードの間で交わされる…ボロ泣きしました (´;ω;`)
migさんも触れていらっしゃいますが、これ、イギリス人であるケン・ローチが撮ったということに意味があるんだろうね。実際、国内でかなり非難もされたらしい。
監督の拘りどころだったらしく、キリアン・マーフィーを始めとして、アイルランド出身の俳優を中心にキャスティングされていて、地元の人も起用されています。
この映画はアイルランドとイギリスを取り上げているけど、それぞれ別の国名でも当てはまったりするよね…
評価:★★★★★(5.0)
結構がつんとやられましたねえ…
重い映画です。でも観ても損はないと思うよ~
DVDの購入はコチラ
【amazon】
レンタルはコチラ
【ぽすれん】
ネが暗いからか、こういう話は非常に好きなんです。ま、最初ちょっと眠気に襲われて、うとうとしてしまいましたが(笑)
アイルランドとイギリスの確執って根深いとは知っていたけど、ここまでとは…
最初の方なんて、やられたことに対して報復して、それにまた報復してっていう悪循環、しかもどんどんエスカレートしていってしまう。そして始めは志を同じくしていた仲間なのに、途中でそれが分かれてしまって、最終的には同胞同士で殺し合うことになったというのが悲しい。
ラストで、デミアンがクリスに対して行ったこと、デミアンとクリスのお母さんの会話とまったく同じ会話がテディとシネードの間で交わされる…ボロ泣きしました (´;ω;`)
migさんも触れていらっしゃいますが、これ、イギリス人であるケン・ローチが撮ったということに意味があるんだろうね。実際、国内でかなり非難もされたらしい。
監督の拘りどころだったらしく、キリアン・マーフィーを始めとして、アイルランド出身の俳優を中心にキャスティングされていて、地元の人も起用されています。
この映画はアイルランドとイギリスを取り上げているけど、それぞれ別の国名でも当てはまったりするよね…
評価:★★★★★(5.0)
結構がつんとやられましたねえ…
重い映画です。でも観ても損はないと思うよ~
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【ぽすれん】
監督:ケン・ローチ
出演者:キリアン・マーフィー、 ポードリック・ディレーニー、 リーアム・カニンガム、 オーラ・フィッツジェラルド
収録時間:126分
レンタル開始日:2007-04-25
Story
イギリス映画界の至宝、ケン・ローチ監督が手掛けた社会派ドラマ。20年代、アイルランド独立運動に身を投じた兄弟が、運命に引き裂かれていく悲劇を描く。主演は『プルートで朝食を』の性格派俳優、キリアン・マーフィー。 (詳細はこちら)
イギリス映画界の至宝、ケン・ローチ監督が手掛けた社会派ドラマ。20年代、アイルランド独立運動に身を投じた兄弟が、運命に引き裂かれていく悲劇を描く。主演は『プルートで朝食を』の性格派俳優、キリアン・マーフィー。 (詳細はこちら)
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ケン・ローチ キリアン・マーフィ ポードリック・ディレーニー リーアム・カニンガム オーラ・フィッツジェラルド メアリー・オリオーダン
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