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カポーティ 
2006年10月02日 (月) | EDIT |
 シャンテシネにて鑑賞
カポーティカポーティ/CAPOTE
2005年/アメリカ/114分
監督: ベネット・ミラー
出演: フィリップ・シーモア・ホフマン/キャサリン・キーナー/クリフトン・コリンズ・Jr/クリス・クーパー/ブルース・グリーンウッド
公式サイト
公開: 2006年09月30日

1959年、人気作家のトルーマン・カポーティは、ふと1つの新聞記事に目を止める。それはカンザス州で起こった、一家4人が惨殺された事件の記事だった。まだ犯人は捕まっておらず、カポーティはこの事件についての記事を書きたいと、エージェントを通じて地元警察に取材を申し込む。幼なじみであり助手でもあるネル・ハーパー・リーと共にカンザスへ向かい、人気作家としての立場を利用して警察官アルヴィン・デューイの夫人と親しくなったカポーティは、アルヴィンとも親しくなり、彼から事件の情報を得ることに成功する。そしてついに、ペリー・スミスとディック・ヒコックという2人組が逮捕される。カポーティは巧みにペリーに近づき、事件のことを聞き出すために友情を演じ、死刑判決の出た彼らが控訴するための弁護士を手配し、少しずつペリーの信頼を得ていく。やがて彼らの死刑が確定する。しかし執行は何度か延期され、その度に彼らが死刑になるのを望み、または生存を願い、カポーティの中で相反する気持ちがせめぎ合う―――――


いやさー、スクリーンの方向に、かなりデカイ男の人がいたのよ。髪の毛もパーマかけていて膨張していて、(太っていた頃の)ピーター・ジャクソンか? (;・∀・) と思いました。彼がまた結構な頻度で頭を動かすため、字幕が見えない。予告の段階でこりゃいかんと思って、全席指定でしたが、席を移動しました。こればっかりはちょっと注意するという訳にもいかないし…。空席があったから出来た技だけどね。
さて、肝心の映画ですが。

微妙。。。正直、ちょっと期待しすぎていたかなあ…
“冷血”だったのは、犯人ペリーではなくカポーティだった、というお話。

これはカポーティの単なる伝記映画ではなく、「冷血」という小説が出来るまでを描いた映画。カポーティの子供の頃からの話を延々とやらずに、ここだけ切り取っているのはいいかな。
「冷血」を読まなくても理解は出来ますが、読んだ方が、まぁいいだろうね。カポーティの人となりもざっと知っておいた方がよりベター。

フィリップ・シーモア・ホフマンは確かに上手い。カポーティの写真を見たことがありますが、良く似せています。俳優陣は全体的にいいと思う。

カポーティが「例えるなら、彼と僕は同じ家で育ち、彼は裏口から出ていった。僕は表玄関から出た」という台詞(予告でも流れていますね)があるけど、観ている感じでは、カポーティは小説の題材として興味深かったので、ペリーに近づいたという感じで、そんなに共感を抱いているようにはあまり思えなかった。逆に、小説のためにペリーを利用しているというところが強く出ていたので、彼に死んで欲しい(小説が完成しないから)、彼に死んで欲しくない(事件当日のことをまだ聞き出せていないから)というせめぎ合いは、リアリティがあったなと。

実際に死刑の執行を見てショックを受けたカポーティは、「冷血」の後に完成させた小説はひとつもないということですが、これはペリーに友情を感じたからと言うよりは、小説の題材としてしか見ていなかったものを、生身の人間として認識してしまったからかなと思いました。
ラスト、電話でカポーティが「彼らのために何も出来なかった」とショックを訴えるのに対して、ネルが「したくなかったからでしょ」(このやり取りは正確ではないかも)と言うのに、ちょっとがつんとやられた。
昨今のマスコミの行動なんかもそうですが、取材対象に対する行動、モラルというか、そういうことを少し考えさせられました。

評価:★★★☆(3.5)
フィリップ・シーモア・ホフマンの怪演はいいけど、映画全体としてはどうだろう…。悪い映画ではないですが、個人的には、絶賛するほどではないという感じ。


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監督:ベネット・ミラー
出演者:フィリップ・シーモア・ホフマン、 キャサリン・キーナー、 クリフトン・コリンズJr.、 クリス・クーパー
収録時間:114分
レンタル開始日:2007-03-15

Story
『M:i:III』のフィリップ・シーモア・ホフマンが天才作家、T・カポーティに扮し、傑作小説「冷血」誕生の陰に隠された真実を描いた衝撃作。59年、カンザスで一家惨殺事件が発生。カポーティは死刑判決を受けた被告人・ペリーに近付き、取材を続けるが…。 (詳細はこちら

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GENRE:映画
TAG:ベネット・ミラー フィリップ・シーモア・ホフマン キャサリン・キーナー クリフトン・コリンズ・Jr クリス・クーパー ブルース・グリーンウッド 
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