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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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流れ星と遊んだころ 
2005年09月26日 (月) | EDIT |
流れ星と遊んだころ流れ星と遊んだころ
著 者: 連城三紀彦
出版年: 2003年
出版社: 双葉社

大スター花村陣四郎こと「花ジン」のマネージャー、北上梁一は、ある日ちょっとしたことがあり、イライラしながら酒を飲んでいた。謝れば済むことだが、今度ばかりは謝りたくない。すべてをチャラにするのが一番だと思いながら、それが出来ない自分に苛ついていた。すると梁一の目の前に若い女が現れ、自分を買わないかと言う。誘われるままに女に付いていくと、男が現れて「お前は妹をレイプしようとした。慰謝料を払え」と脅される。最悪の出会い。しかし梁一はその時に現れた男、秋場にスター性を見出す。梁一は花ジンを追い落とし、秋場をスターにしようと奔走するが…。


宝島社の2004年版「このミステリーがすごい!」第9位です。というので、ちょっと期待して読んだのですが、これは…ミステリというのかなぁ…??
一人称で語られる部分と三人称で語られる部分が、順番に入れ替わって成っているので、すごく違和感があった。ずっと一人称か三人称かどっちかに統一しろよ~~~って思って読んでたので、トリックに気付いた時は、本当にあっ ! って思いました。そこはすごく上手かった。

でも、もうちょっと上手いやり方があったのかも…?と言う感じは否めないなー。ずっと一人称のままでも、やり方によっては上手く出来たような…
それはわたしが作家ではないから、そう思うのかも知れませんが。

評価:★☆(1.5)
ストーリー自体は何というか、何でもない話。トリックが明らかになった時は、あっ!と思うけど、個人的には何というか、物足りないかなー。


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THEMA:ミステリ
GENRE:小説・文学
TAG:連城三紀彦 「このミステリーがすごい!」2004年版 
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