2006年08月24日 (木) | EDIT |
■ WOWOWにて鑑賞
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男/THE ASSASSINATION OF RICHARD NIXON
2004年/アメリカ/107分
監督: ニルス・ミュラー
出演: ショーン・ペン/ナオミ・ワッツ/ドン・チードル
1974年2月。サム・ビックはバーンスタインを敬愛する事務器機販売のセールスマン。物を売るためには客に都合の良いことを言うサラリーマンという職業に馴染めないサムは、整備工をしている友人のボニーと、タイヤ販売の会社を立ち上げるために、中小企業庁に融資を申し込んでいた。妻マリーとは別居中だが、彼女とやり直せることを信じ、サムは彼女の周りに頻繁に現れるようになる。しかし、マリーには新しい恋人がおり、サムは邪険に扱われる。就職する際の条件が「既婚であること」だったが、サムは別居中であることを隠しており、それが露見しそうになったために、サムは解雇に追い込まれそうになる。慌てたサムは、何度も中小企業庁に融資の結果を聞きに行くが、なかなか審査は降りない。裁判所から離婚判決の通知が届けられ、精神的に追いつめられたサムは職場で暴言を吐き、解雇される。そして融資の審査もはねられ、兄からも絶縁されてしまう。何もかも上手くいかなくなったサムの怒りはニクソン大統領に向かい、飛行機をハイジャックし、ホワイトハウスに突撃することを決意する―――――
結構豪華キャストだと思うんだけど、別段話題にもならなかったような。新文芸座でやっていたのは知っていたけど、何となく観逃して、そのままにしていた。

2004年/アメリカ/107分
監督: ニルス・ミュラー
出演: ショーン・ペン/ナオミ・ワッツ/ドン・チードル
1974年2月。サム・ビックはバーンスタインを敬愛する事務器機販売のセールスマン。物を売るためには客に都合の良いことを言うサラリーマンという職業に馴染めないサムは、整備工をしている友人のボニーと、タイヤ販売の会社を立ち上げるために、中小企業庁に融資を申し込んでいた。妻マリーとは別居中だが、彼女とやり直せることを信じ、サムは彼女の周りに頻繁に現れるようになる。しかし、マリーには新しい恋人がおり、サムは邪険に扱われる。就職する際の条件が「既婚であること」だったが、サムは別居中であることを隠しており、それが露見しそうになったために、サムは解雇に追い込まれそうになる。慌てたサムは、何度も中小企業庁に融資の結果を聞きに行くが、なかなか審査は降りない。裁判所から離婚判決の通知が届けられ、精神的に追いつめられたサムは職場で暴言を吐き、解雇される。そして融資の審査もはねられ、兄からも絶縁されてしまう。何もかも上手くいかなくなったサムの怒りはニクソン大統領に向かい、飛行機をハイジャックし、ホワイトハウスに突撃することを決意する―――――
結構豪華キャストだと思うんだけど、別段話題にもならなかったような。新文芸座でやっていたのは知っていたけど、何となく観逃して、そのままにしていた。
生きるのに不器用な中年男が、だんだん壊れていく様をショーン・ペンが熱演しています。
ショーン・ペンはさすがに上手い。ホント、サムを観ていて嫌になっちゃたもん。痛々しすぎて。
ハイジャックしてホワイトハウスに突っ込もうとしたという設定は、9.11を意識して設定してますね。手作り爆弾とかも。
実話にヒントを得たということですが、実際の事件がどういうものだったのか、検索の仕方が悪いのか引っかからないので、詳細は不明ですけど。
「リチャード・ニクソン暗殺を企んだ男」というタイトル(原題も同じ)ですが、企んだというにはあまりに計画性がなく、お粗末すぎる。その辺にもサムという人間が現れているというか…。
だからか、タイトル負けしている感じ。“自分の生活が上手くいかないのを人のせいにして八つ当たりしようとしたけど、計画があまりにお粗末で失敗した人の話”なのに、「暗殺を企んだ」なんて言うから、どうも違和感がある。そんな大仰なもんじゃないよと。
評価:★★(2.0)
ナオミ・ワッツもドン・チードルもちょい役で、まさにショーン・ペンのための映画。
DVDの購入はコチラ
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【ぽすれん】
ショーン・ペンはさすがに上手い。ホント、サムを観ていて嫌になっちゃたもん。痛々しすぎて。
ハイジャックしてホワイトハウスに突っ込もうとしたという設定は、9.11を意識して設定してますね。手作り爆弾とかも。
実話にヒントを得たということですが、実際の事件がどういうものだったのか、検索の仕方が悪いのか引っかからないので、詳細は不明ですけど。
「リチャード・ニクソン暗殺を企んだ男」というタイトル(原題も同じ)ですが、企んだというにはあまりに計画性がなく、お粗末すぎる。その辺にもサムという人間が現れているというか…。
だからか、タイトル負けしている感じ。“自分の生活が上手くいかないのを人のせいにして八つ当たりしようとしたけど、計画があまりにお粗末で失敗した人の話”なのに、「暗殺を企んだ」なんて言うから、どうも違和感がある。そんな大仰なもんじゃないよと。
評価:★★(2.0)
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【ぽすれん】
監督:ニルス・ミュラー
出演者:ショーン・ペン、 ナオミ・ワッツ、 ドン・チードル、 ジャック・トンプソン
収録時間:95分
レンタル開始日:2005-12-23
Story
『ミスティック・リバー』のショーン・ペン主演、74年に起きたニクソン大統領暗殺未遂事件を描いたサスペンスドラマ。家族から見放され必死に家族再生を願う孤独な男の思いが、大統領暗殺の決意へと変貌していく。ニルス・ミュラー監督デビュー作。 (詳細はこちら)
『ミスティック・リバー』のショーン・ペン主演、74年に起きたニクソン大統領暗殺未遂事件を描いたサスペンスドラマ。家族から見放され必死に家族再生を願う孤独な男の思いが、大統領暗殺の決意へと変貌していく。ニルス・ミュラー監督デビュー作。 (詳細はこちら)
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『あまりにも孤独で、あまりにもナイーブなテロリスト。』
コチラの「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」は、Kaz.さんのご紹介で観させていただきましたぁ~♪
ショーン・ペンがど~んと映ってるジャケットを見て、気にはなっていたんですが、てっきり暗殺その...
2008年04月08日(火) 21:04:49 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡
飛行機を乗っ取り、ホワイトハウスに突っ込んで、ニクソン大統領の暗殺を企てるに至った男の姿を追うドキュメンタリータッチのヒューマン・サスペンス。監督はニルス・ミュラー、キャストはショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ドン・チードル、ジャック・トンプソン。
<あ...
2008年07月13日(日) 12:51:53 | Yuhiの読書日記+α
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男は、1974年にサミュエル・ビックが実際に起した事件を基に作られた。ちなみにリチャード・ニクソンは、当時のアメリカ大統領。
アカデミー俳優ショーン・ペンが演じる主人公のサム・ビックは、ナオミ・ワッツ演じる妻のマリーとは別...
2009年12月15日(火) 14:22:57 | Patsaks
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