2006年08月22日 (火) | EDIT |

著 者: 荻原浩
出版年: 2006年
出版社: 新潮社文庫/新潮社
「レインマンという殺人鬼が外国から日本に来ている。レインマンに襲われた女の子は足首を切り取られてしまう。だけど、ミリエル社の香水を付けていると狙われない」
渋谷をホームグラウンドとする女子高生を発信源として広まったこの噂は、実はミリエル社が新ブランドの香水を売り出すために、広告代理店と仕掛けたものだった。香水のモニターとなった女子高生たちから広がった噂は、この香水を爆発的にヒットさせるが、やがて噂と同じように足首を切られた女子高生の死体が発見される。この事件で被害者の交友関係の洗い出しを担当した小暮刑事は、娘と同年代である若者たちの文化に戸惑いながらも、コンビを組んだ名島と共に犯人を突き止めようとするが―――――
また荻原浩にチャレンジです。これも、ヘー太さんの評価が高かったものをチョイスしてみました。
面白かった 
犯人のしょぼさとかは、まぁ \(^_\)ソレハ(/_^)/コッチニオイトイテ (ヘー太さんが書かれているように、この犯人はサイコってほどではない)、噂、口コミの怖さと、それを上手く商売に取り入れるとこういうことが出来るんだなぁと素直に感心してしまった。題材の選び方が上手いですね。
ベテラン刑事の小暮と女性でキャリアの名島の組み合わせも、ありがちと言えばありがちだけど、上手くキャラがかみ合っていたと思う。推理小説なんかで、こういう組み合わせが多く採用されるのは、やっぱり書きやすいんでしょうね。立場も性格も正反対の2人が、いつしか歩み寄って協力して事件を解決するっての。似た性格とか容貌の2人だったら、それぞれのキャラを立たせるのが難しいしね。
ラスト一行に瞠目!なんて帯が付いていますが、図書館の本は、ハードカバーでなければ帯はないんだよね。最初気付かなくて、ふ~んって感じだったんだけど、良く読むと… (((( ;゚д゚)))アワワワワ
評価:★★★★(4.0)
ストーリーは割と王道だけど、なかなか良かったと思います。
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犯人のしょぼさとかは、まぁ \(^_\)ソレハ(/_^)/コッチニオイトイテ (ヘー太さんが書かれているように、この犯人はサイコってほどではない)、噂、口コミの怖さと、それを上手く商売に取り入れるとこういうことが出来るんだなぁと素直に感心してしまった。題材の選び方が上手いですね。
ベテラン刑事の小暮と女性でキャリアの名島の組み合わせも、ありがちと言えばありがちだけど、上手くキャラがかみ合っていたと思う。推理小説なんかで、こういう組み合わせが多く採用されるのは、やっぱり書きやすいんでしょうね。立場も性格も正反対の2人が、いつしか歩み寄って協力して事件を解決するっての。似た性格とか容貌の2人だったら、それぞれのキャラを立たせるのが難しいしね。
ラスト一行に瞠目!なんて帯が付いていますが、図書館の本は、ハードカバーでなければ帯はないんだよね。最初気付かなくて、ふ~んって感じだったんだけど、良く読むと… (((( ;゚д゚)))アワワワワ
評価:★★★★(4.0)
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