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紙屋悦子の青春 
2006年08月18日 (金) | EDIT |
 岩波ホールにて鑑賞
紙屋悦子の青春紙屋悦子の青春
2006年/日本/111分
監督: 黒木和雄
出演: 原田知世/永瀬正敏/松岡俊介/本上まなみ/小林薫
公式サイト
公開: 2006年08月12日

敗戦色の濃くなった昭和20年3月、鹿児島の田舎町。紙屋悦子は両親を東京大空襲で亡くし、兄、安忠とその妻であり悦子の親友であるふさと3人で暮らしていた。ある日、悦子の元に縁談が舞い込む。安忠の高校時代の後輩、明石少尉からの紹介で、相手は明石の親友、永与少尉。密かに明石に思いを寄せている悦子は気乗りがしなかったが、明石がこの縁談を望んでいると知り、悦子は見合いを承知する。実は永与は、以前紙屋家を訪れた際に、悦子に一目惚れをしていたのだった。緊張のあまりギクシャクする永与だったが、その人柄を好ましく思う悦子。それから数日後、明石が紙屋家を訪れる。明石は海軍特攻隊に志願したために最期の挨拶に訪れ、つかの間悦子と言葉を交わす。明石が帰った後、悦子は泣き崩れる。明石は、生きては戻れない自分の運命を悟り、親友に愛する女性を託したのだった―――――


30分くらい前に着いたら、階段に沿って1階下くらいまで列が伸びていたのでびびりました。実際入ったら、余裕あったんだけどね。
登場人物は5人のみで、場面展開はほとんど紙屋家。これは劇にしてもいけるんじゃないか?と思って観ていたら、何のことはない、元々戯曲らしい。

BGMもほとんどないし、ただただ会話で話が展開していく。脚本がしっかりしているのと、話自体が非常にシンプルなので、余計なものが入っていなくて良い。こんなシンプルな展開でも、戦争の悲哀というものがきちんと伝わってくる。明石が最期の挨拶に訪れた時の悦子とのやり取りに涙が (´Д⊂グスン

シンプルで5人しか出てこないだけに、結構演技力を問われると思うんだけど、役者は5人とも良かった キラキラ
しかし、原田知世はホント年齢不詳だわ…。原田知世と同い年設定の本上まなみだけど、実年齢が離れすぎでしょー(笑)

方言がキツイので、ちょっとその辺が辛かったかなー。岩波ホールは音響あんまり良くないし。わたしはあんまり耳が良くないので…(普通の人は気にならないかも)

評価:★★★★★(5.0)
こういう話は、シンプルなほうが際立つのかもしれない。良かったです。オススメ。


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監督:黒木和雄
出演者:原田知世、 永瀬正敏、 松岡俊介、 本上まなみ
収録時間:111分
レンタル開始日:2007-06-22

Story
『父と暮せば』の巨匠・黒木和雄監督の遺作となった戦争映画。原田知世、永瀬正敏ら豪華キャストを迎え、戦争に翻弄されるの女性の純粋な愛を描く。敗戦の色濃い昭和20年の春、海軍所属の明石少尉を想う悦子は、兄から見合い話を持ち掛けられ…。 (詳細はこちら

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:黒木和雄 原田知世 永瀬正敏 松岡俊介 本上まなみ 小林薫 
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