2006年07月31日 (月) | EDIT |
■ 新宿武蔵野館にて鑑賞
ゆれる
2006年/日本/119分
監督: 西川美和
出演: オダギリジョー/香川照之/伊武雅刀/新井浩文/真木よう子
公式サイト
公開: 2006年07月08日
東京でカメラマンとして自由奔放に生きる弟、猛。地元で父親とガソリンスタンドを経営する温厚な兄、稔。まるで正反対の2人だが、兄弟の母親の一周忌で久々に顔を合わせ、2人は昔のように仲良く語らう。猛は幼なじみの川端智恵子が、稔の経営するガソリンスタンドでアルバイトをしていることを知る。そして兄がひそかに彼女に思いを寄せていることも。智恵子を家に送る途中で、猛は彼女と関係を結ぶ。翌日、3人は、兄弟の思い出の地である蓮美渓谷に向かう。子供のようにはしゃぐ稔。それを見ながら、智恵子は猛に付いて東京へ行きたいということを匂わせるが、猛はそれをはぐらかし、2人から離れて吊り橋を渡り、向こう岸へ行ってしまう。猛を追って智恵子と稔は吊り橋を渡るが、高いところが苦手な稔は智恵子にしがみつく。智恵子は思わず稔を振り払い、もみ合っているうちに智恵子は吊り橋から落ちて死んでしまう。いったんは事故として片付けられたものの、稔は「自分が智恵子を殺した」と言い、逮捕される。稔は智恵子を殺したのか? それとも不幸な事故か? 猛は稔を助けようと奔走するが、お互いに今まで目を背けてきた内面が顕わになり―――――
隣に座ったおばさんが何か食べながら観ていて、何かとビニールの音をがさがさがさがささせるので参った。。。

2006年/日本/119分
監督: 西川美和
出演: オダギリジョー/香川照之/伊武雅刀/新井浩文/真木よう子
公式サイト
公開: 2006年07月08日
東京でカメラマンとして自由奔放に生きる弟、猛。地元で父親とガソリンスタンドを経営する温厚な兄、稔。まるで正反対の2人だが、兄弟の母親の一周忌で久々に顔を合わせ、2人は昔のように仲良く語らう。猛は幼なじみの川端智恵子が、稔の経営するガソリンスタンドでアルバイトをしていることを知る。そして兄がひそかに彼女に思いを寄せていることも。智恵子を家に送る途中で、猛は彼女と関係を結ぶ。翌日、3人は、兄弟の思い出の地である蓮美渓谷に向かう。子供のようにはしゃぐ稔。それを見ながら、智恵子は猛に付いて東京へ行きたいということを匂わせるが、猛はそれをはぐらかし、2人から離れて吊り橋を渡り、向こう岸へ行ってしまう。猛を追って智恵子と稔は吊り橋を渡るが、高いところが苦手な稔は智恵子にしがみつく。智恵子は思わず稔を振り払い、もみ合っているうちに智恵子は吊り橋から落ちて死んでしまう。いったんは事故として片付けられたものの、稔は「自分が智恵子を殺した」と言い、逮捕される。稔は智恵子を殺したのか? それとも不幸な事故か? 猛は稔を助けようと奔走するが、お互いに今まで目を背けてきた内面が顕わになり―――――
隣に座ったおばさんが何か食べながら観ていて、何かとビニールの音をがさがさがさがささせるので参った。。。
評判がかなりいいけど、期待しすぎるとロクなことがないので、どうかな~ ┐(´∀`)┌ と思って観たけど、これが超アタリ
でした。
すごい好みです、この映画。暗いけど(笑)
心理描写がものすごく細やか。かなり引き込まれます。
同性の兄弟がいると、この2人の感情がとてもリアルに感じられるのではないでしょうか。ウチも正反対の姉妹なので、何となくわかりますね。お互いに自分にないものがあるので、ちょっとコンプレックスがあるというか。
そして役者もいい。オダギリジョーはいつもどおりな感じだけど、はっちさんも書いていらっしゃるように、香川照之はすごかった。今まで見くびっていたかもしれん(笑)。
へー太さんも書いていらっしゃいますが、吊り橋の上で智恵子にしがみつく稔、すごい気持ち悪かった
あれは智恵子じゃなくても振り払うわ。ましてや、自分の気持ちは別のほうに向いているのに、相手の気持ちも薄々気付いているとなれば…真木よう子の振り払い方も、ものすごいリアルでした。本当に気持ち悪かったのではあるまいか?(笑)
しかし、木村祐一の検察官にはずっこけましたが ⊂(_ _⊂⌒⊃ ドテッ ありゃないわ。検察官に見えません。
一つ一つのシーンが上手いんだなー。智恵子を送る車の中でのちょっと気まずい感じ、御頭つき鯛の目のアップ。
特に、最後の接見のシーン、2人の気持ちのゆれ具合と同じようにカメラがずっとぶれていて、すごい緊張感でした。
評価:★★★★★(5.0)
個人的には、こういう邦画を待っていた!という感じ。まだ捨てたもんじゃないねー。単館でしかやらないのは実に勿体ない。
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すごい好みです、この映画。暗いけど(笑)
心理描写がものすごく細やか。かなり引き込まれます。
同性の兄弟がいると、この2人の感情がとてもリアルに感じられるのではないでしょうか。ウチも正反対の姉妹なので、何となくわかりますね。お互いに自分にないものがあるので、ちょっとコンプレックスがあるというか。
そして役者もいい。オダギリジョーはいつもどおりな感じだけど、はっちさんも書いていらっしゃるように、香川照之はすごかった。今まで見くびっていたかもしれん(笑)。
へー太さんも書いていらっしゃいますが、吊り橋の上で智恵子にしがみつく稔、すごい気持ち悪かった

しかし、木村祐一の検察官にはずっこけましたが ⊂(_ _⊂⌒⊃ ドテッ ありゃないわ。検察官に見えません。
一つ一つのシーンが上手いんだなー。智恵子を送る車の中でのちょっと気まずい感じ、御頭つき鯛の目のアップ。
特に、最後の接見のシーン、2人の気持ちのゆれ具合と同じようにカメラがずっとぶれていて、すごい緊張感でした。
評価:★★★★★(5.0)
個人的には、こういう邦画を待っていた!という感じ。まだ捨てたもんじゃないねー。単館でしかやらないのは実に勿体ない。
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【ぽすれん】
監督:西川美和
出演者:オダギリ ジョー、 香川照之、 真木よう子、 蟹江敬三
収録時間:119分
レンタル開始日:2007-02-22
Story
『蛇イチゴ』の西川美和が原案・監督・脚本を手掛け、オダギリ ジョーと香川照之の共演で贈るサスペンスドラマ。久しぶりに帰郷した写真家の猛は、兄と幼馴染みの智恵子と共に近所の渓谷へ向かう。だがそこで、智恵子が突如転落死してしまい…。 (詳細はこちら)
『蛇イチゴ』の西川美和が原案・監督・脚本を手掛け、オダギリ ジョーと香川照之の共演で贈るサスペンスドラマ。久しぶりに帰郷した写真家の猛は、兄と幼馴染みの智恵子と共に近所の渓谷へ向かう。だがそこで、智恵子が突如転落死してしまい…。 (詳細はこちら)
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機会を見付けて観てみようと思います |
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『あの橋を渡るまでは、兄弟でした。』
コチラの「ゆれる」は、7/8公開になったオダギリジョー主演の家族ドラマの要素が強いミステリー映画です。オダジョーに香川照之と新井浩文といった実力派のキャストで、見応えもありました。またオダジョーの演技の幅が、広が?...
2008年04月21日(月) 22:32:59 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡
あの橋を渡るまでは、兄弟でした。
2009年09月17日(木) 23:35:55 | Addict allcinema おすすめ映画レビュー
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