週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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ヒトラーの贋札 
2008年01月26日 (土) | EDIT |
 シャンテシネにて鑑賞
ヒトラーの贋札ヒトラーの贋札/DIE FALSCHER
2007年/ドイツ、オーストリア/96分
監督: ステファン・ルツォヴィツキー
出演: カール・マルコヴィクス/アウグスト・ディール/デーヴィト・シュトリーゾフ
公式サイト
公開: 2008年01月19日

第二次世界大戦の最中、ユダヤ人の贋札師サロモン・ソロヴィッチ、通称サリーは、偽ドル札から足がついて捕らえられ、ザクセンハウゼン強制収容所に送られる。収容所の中でも隔離されている工場に集められたユダヤ人の中には、サリーの他に、印刷技師アドルフ・ブルガーや美学生のコーリャがいた。そこでは、フリードリヒ・ヘルツォーク親衛隊少佐の指揮の元、極秘の作戦が進められていた。その作戦とは、精巧な偽ポンド札を大量に作り、英国経済を破綻させるというものだった。自分たちの命がかかっているため、必死になって贋札作りに精を出すサリーたち。しかし彼らは、次第に、破格の待遇を受ける自分たちと塀の外のユダヤ人たちとの差に感じる後ろめたさ、この作戦を成功させるということは、ナチスの勝利に手を貸すことになるという葛藤に苦悩し始める―――――


勤務時間が少々延びてしまったので、仕事が終わってから日比谷に向かったのでは、最終回に間に合わない。ってことで、午後休を取って行ってきました。
これって、ここでしか上映していなかったのね。
こういう話はかなり好みです。
これって、実話を元にしているんだね。ベルンハルト作戦と言って、ベルンハルト・クリューガー少佐が発案したもので、実際に作戦に携わった、アドルフ・ブルガーが書いた手記を元にしています。実際のブルガーは、映画とは違ってあんなに反骨って感じではなかったみたいだけど(当たり前だ。自分の命がかかっているからね)。

この作戦を成功させることはナチの勝利に手を貸すことになるという苦悩、自分たちはいい待遇を受けているのに、家族は苦しんでいる…そして、作戦が失敗すればもちろん死が待っており、作戦が成功しても、最後にはやはり殺されてしまうというジレンマを上手く描いていたと思います。
特に、偽ポンド札が成功した褒美に、卓球台を与えられる。休憩時間に卓球の勝負に興じていたけれど、工場とその外とを隔てる塀の向こうから、同胞があっけなく撃ち殺される音が聞こえてきて、自分たちの立ち位置を認識した技術者たちは呆然と立ち尽くす。
あのシーンは良かった。

サリー役のカール・マルコヴィクスが良かった。いや、ハゲだからって訳じゃないですよ別に…(笑)
基本的に無表情だし、それまで一匹狼という感じだったのに、意外に人情に厚いというか。コーリャのためにヘルツォークと取引して薬を調達したり、サボタージュを続けるブルガーをかばったり、いい奴なの。

評価:★★★★☆(4.5)
地味な社会派映画ですが、こういう映画が好きな人にはオススメ。
ちなみに、アドルフ・ブルガー氏は現在も、この事実を後世に伝えるべく講演などを行っているそうです。


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監督:ステファン・ルツォヴィッキ-
出演者:カール・マルコヴィクス、 アウグスト・ディール、 デーヴィト・シュトリーゾフ、 マリー・ボイマー
収録時間:96分
レンタル開始日:2008-07-11

Story
第二次世界大戦中にナチス・ドイツが行った国家による史上最大の贋札作り“ベルンハルト作戦”を、強制収容所内のユダヤ系技術者の視点から描いた実話に基づく物語。2008年アカデミー賞外国語映画賞受賞作。 (詳細はこちら

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ステファン・ルツォヴィツキー カール・マルコヴィクス アウグスト・ディール デーヴィト・シュトリーゾフ アドルフ・ブルガー 
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COMMENT
この記事へのコメント
りおさん、こんにちはー☆
そうだった!ハゲ好きといえばりおさん。笑
この方の無表情さがすごかったですねー。目がギロリとしていて。。。
上映時間もよかったなー。2時間越えかとおもったら、意外とさっくり。。。
2008年02月10日 (日) 11:06 |   | きらら #-[ EDIT]
きららさん
コメントありがとうございますv-411

>そうだった!ハゲ好きといえばりおさん。笑

思い出してもらえていいんだか悪いんだか(笑)

カール・マルコヴィクス良かったよねー
あの無表情なところと人情に厚いギャップがたまらなかったわ~

個人的には、上映時間が長いと評価が下がりがちですので、短めで良かったです、ハイ
2008年02月10日 (日) 21:57 |   | りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
命。
これは本当に素晴らしかった!と思います。ピーンと張り詰めた緊迫感を見事に表現していて、息をつく暇もない。ってそれは言い過ぎかw
とにかく、この作品のテーマは「葛藤」ですね。ナチにつくのか、命か、正義か、、。
手持ちカメラでの撮影は、緊迫感を出す効果を十分に発揮していたと思います。もし、固定カメラなら、「眠たかった」かもしれない。
難しい作品です。本当に考えさせられる。考えさせられる、とはこうゆうことを言うのでしょうね。
と真面目に語ってしまいましたw
2008年07月16日 (水) 14:21 |   | マキシ #-[ EDIT]
マキシさん
コメントありがとうございますv-411

息つく暇…はありましたけど(笑)いい映画でしたね。
サリーの「今日銃殺されるより明日ガス室行きの方がいい」と言う台詞、印象的でした。
自分がああいう立場だったら、どっちを選ぶかなーと考えたら、やっぱり命のような気がするな…
2008年07月19日 (土) 10:19 |   | りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
ナチ=悪
そうですねぇ、命を選びたいですよね。でも、その当時のナチに対する怒りや、憎しみは相当だったと思うので、ブルガーは「正しかった」と思いたいです。
ナチ=悪。この構図は永遠に消えないでしょうね。
2008年07月19日 (土) 22:10 |   | マキシ #-[ EDIT]
マキシさん
コメントありがとうございますv-411

ブルガーは確かに「正しかった」と思います。
だけど、ナチに対する怒り、憎しみがあったとしても、
目の前で正義と自分の命と天秤にかけられたら、
普通の人は命を選ぶと思うし、
それは「正しくない」行為であるかもしれないけれど、
誰にも責められない。
その辺の葛藤を上手く現していたなあと思います。
2008年07月21日 (月) 02:01 |   | りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
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