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行きつ戻りつ 
2005年10月13日 (木) | EDIT |
行きつ戻りつ行きつ戻りつ
著  者: 乃南アサ
出版年: 2002年
出版社: 集英社文庫/新潮社

12編の主人公は、それぞれ異なった状況におかれた主婦。彼女たちは、それぞれの事情を抱えて旅に出る。亡くなった姑の故郷へ。少女の頃を過ごした土地へ。夫の浮気相手が住む街へ。家出をした母の行く先へ。
旅をするうちに、彼女たちの中で何かが少し変わり、そして旅を終えて、それぞれの家へ戻って行く―――――


すべて主婦が主人公で、何らかの事情を抱えて旅に出るっていうのが、全部の短編に共通している設定です。
しかしプロの作家ってすごい。同じ設定で、こんなに違うパターンが書けるんだなぁ。
一番良かったのは、「青年のお礼」かな。
10年前に幼い息子を亡くして、毎年、佐渡の「賽の河原」を訪れている主婦が主人公。たまたま拾ったヒッチハイカーの青年と「賽の河原」を訪れ、そこで青年から、昨年、自分以外の家族が交通事故で亡くなったと聞かされる。
「賽の河原」で、青年が彼女の息子の名前を叫ぶシーンがすごく良かった。ちょっとホロリとしました。

評価:★★★(3.0)
たまたま読む本が無くなったので買ってきたんだけど、割とアタリだった  短編集だから読みやすいし、暇つぶしにもちょうどイイ感じ。


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THEMA:短編小説
GENRE:小説・文学
TAG:乃南アサ 
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