2008年05月14日 (水) | EDIT |

著 者: 五十嵐貴久
出版年: 2002年
出版社: 幻冬舎
平凡なサラリーマン、本間貴雄は、後輩に教えられた出会い系サイトにハマっていた。これと目をつけた女性とメール交換をし、実際に会うこともあったが、家庭を壊すことは考えていない本間は、やがてメール交換のみで実際に会うことはなくなっていた。近々昇進することが決まった本間は、レールに乗る前のささやかな抵抗として、最後に一度だけ、実際に会うことを前提としたメール交換をすることにする。そして本間は看護婦のリカという女性とメール交換を始め、いい感じで“メール恋愛”は進んでいた。しかし、電話番号を交換し、会う約束をした辺りからリカの様子が豹変する―――――
どこかで、ものすごく怖いという感想を読んだので、図書館で借りてみました。ホラー映画を観てもホラー小説を読んでも、これ怖いいいいいい (((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル となることがあまり多くないので、ちょっと期待。
「座敷女」に似てるね。
「座敷女」は本当に、本人に非がなく、いきなり降りかかった災厄のようなものだけど、この本間は自分から出会い系サイトに手を出しているわけで…災厄かもしれないけど、自業自得ともいえるからなあ。しかも本間は、結婚しているしね。警察の冷たい対応はちょっと納得してしまうというか(笑)
リカが普通の人間で電波っていうのなら怖いんだけど、リカは人間じゃないでしょ? タクシーを走って追いかけるとか、ゴルフクラブで殴られてもピンシャンしているとか…。
人間じゃないんなら怖くて当たり前。要するに、お化けに感じる怖さで、生きている人間に対する怖さじゃないんだよね。そうじゃなくて、本当にこういう人いるかもっていう怖さが欲しかった。
評価:★(1.0)
「座敷女」に似ているなーと思ったからかもしれないけど、怖くはなかった。でも、出会い系にハマっている既婚者には怖いかもしれない(笑)
本の購入はコチラ
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「座敷女」は本当に、本人に非がなく、いきなり降りかかった災厄のようなものだけど、この本間は自分から出会い系サイトに手を出しているわけで…災厄かもしれないけど、自業自得ともいえるからなあ。しかも本間は、結婚しているしね。警察の冷たい対応はちょっと納得してしまうというか(笑)
リカが普通の人間で電波っていうのなら怖いんだけど、リカは人間じゃないでしょ? タクシーを走って追いかけるとか、ゴルフクラブで殴られてもピンシャンしているとか…。
人間じゃないんなら怖くて当たり前。要するに、お化けに感じる怖さで、生きている人間に対する怖さじゃないんだよね。そうじゃなくて、本当にこういう人いるかもっていう怖さが欲しかった。
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「座敷女」に似ているなーと思ったからかもしれないけど、怖くはなかった。でも、出会い系にハマっている既婚者には怖いかもしれない(笑)
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