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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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みなさん、さようなら。 
2006年02月14日 (火) | EDIT |
 WOWOWにて鑑賞
みなさん、さようなら。みなさん、さようなら。/LES INVASIONS BARBARES
2003年/カナダ、フランス/99分
監督: ドゥニ・アルカン
出演: レミー・ジラール/ステファン・ルソー/マリ=ジョゼ・クローズ
公式サイト(英語)

セバスチャンはロンドン在住の証券マン。ある日、カナダに住む母ルイーズから、入院中の父レミの容態が良くないので戻ってくれと連絡を受ける。妹のシルヴェーヌは仕事で海の上におり、戻っては来られない。セバスチャンは婚約者のガエルと一緒にカナダへ帰ることにする。レミは女遊びが派手で母を泣かせていたため、セバスチャンは長いこと父を許せず、2人の間は上手くいってはいなかった。しかしレミの病状は思ったよりも悪く、絶望的だと診断される。セバスチャンはつてを使って、設備の整ったアメリカの病院へレミを移そうとするが、レミは知らない国へ行きたくないと言い張る。ルイーズから、友人を呼んでレミの病室を楽しくしてくれと頼まれ、セバスチャンは金の力で少々卑怯で非合法な手も使いつつ、レミの願いを叶えようとする…


第76回米アカデミー賞の外国語映画賞を取った作品。「たそがれ清兵衛」が候補に挙がった年ですね。
このおとーちゃん、レミがぶっとんでて非常に (・∀・)イイ!! 享楽主義者というか、その中でも特に女遊びがすごくて、元大学教授なんだけど、教え子にも手を出しちゃう。入院している病室にも女が来て「抱いて」とか言っちゃう(笑)
レミの病室に集まる友人たちもみな享楽主義で、この仲間たちもいい味出してます。何かというと、すぐに下ネタに走っちゃうし(笑)

ただ、ヘロインで痛みを抑えているとは言え、レミが苦しむ様子があんまり出てこないし、まぁ重病に見えないというか…その辺がちょっと惜しいかなぁ。だから、最後、安楽死するにはちょっと早すぎるのでは?って感じがしちゃう。

良かったのは、レミとナタリー、セバスチャンとナタリーの描き方かな。ジャンキーのナタリーは人生を諦めてる。でもレミの世話をしているうちに、セバスチャンと話すうちに、薬物依存から抜け出そうと決心する。ナタリーの心の動きがよくわかるし、描き方が上手いなと思いました。最後のキスは想いが伝わってくる感じで、すごく良かった。

評価:★★★(3.0)
地味だけれど、じんわりくるいい映画でした。


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(2004/10/22)
レミー・ジラールステファン・ルソー
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監督:ドゥニ・アルカン
出演者:レミ・ジラール、 ステファン・ルソー、 マリー=ジョゼ・クローズ
収録時間:99分
レンタル開始日:2004-10-22

Story
病に伏す偏屈な父親と、彼を看取る家族や友人たちとの最期のひとときを綴った人間ドラマ。証券ディーラーのセバスチャンは、父親が入院したとの知らせを受けしぶしぶ帰郷。しかし、父親は末期ガンに侵されており…。 (詳細はこちら

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THEMA:WOWOW/スカパーで観た映画の感想
GENRE:映画
TAG:ドゥニ・アルカン レミー・ジラール ステファン・ルソー マリ=ジョゼ・クローズ 第76回米アカデミー賞 
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