2006年02月19日 (日) | EDIT |
■ シネマ・ロサにて鑑賞
ミュンヘン/MUNICH
2005年/アメリカ/164分
監督: スティーヴン・スピルバーグ
出演: エリック・バナ/ダニエル・クレイグ/キアラン・ハインズ/マチュー・カソヴィッツ/ハンス・ジシュラー
公開: 2006年02月04日
公式サイト
1972年、ミュンヘン。平和の象徴であるオリンピックで悲劇は起きた。パレスチナゲリラ“黒い9月 ”が、政治犯の釈放を求めてイスラエルの選手団11人を人質に取り、結果全員殺されてしまう。イスラエルの諜報機関“モサド”の職員アヴナーは、テレビの前で、深い悲しみと憤りを持ってこれを眺めていた。イスラエル政府はこの事件に対して報復することを決定、アヴナーはモサドから呼び出され、事件の首謀者11名を殺すことを依頼される。同じように依頼されたメンバーは、スティーヴ、カール、ロバート、ハンス、そしてリーダーのアヴナーの5人。情報提供者ルイからの情報を元に、順調に首謀者たちを殺害していく5人だったが、ルイとその父親から、アヴナーたちの情報も同時に敵方に流れていると知らされる。そしてカールは殺し屋に殺されてしまう。アヴナーは、自分たちが狙われる立場であるということに初めて気付き、自分のしていることが正しいのかどうか迷い始める…
ちょうど時間が空いたので、土曜日の1回目で観たのですが、意外に空いてましたね。もっと混んでると思ってた。1回目だったからかなー?

2005年/アメリカ/164分
監督: スティーヴン・スピルバーグ
出演: エリック・バナ/ダニエル・クレイグ/キアラン・ハインズ/マチュー・カソヴィッツ/ハンス・ジシュラー
公開: 2006年02月04日
公式サイト
1972年、ミュンヘン。平和の象徴であるオリンピックで悲劇は起きた。パレスチナゲリラ“
ちょうど時間が空いたので、土曜日の1回目で観たのですが、意外に空いてましたね。もっと混んでると思ってた。1回目だったからかなー?
164分ってことで、とにかく長いんだけど(まぁ最近長い映画多いからね…)、う~ん…正直、微妙… 
事実を元にしているので、あんまりこういうこと言うのはなんですけど、人を殺したことのない人に殺人を依頼するのは、ちょっと無茶じゃない? わざとなのか、だからその後の殺しの手口が非常に素人臭いわけ。爆弾の量を間違えるとか、挙げ句の果てに爆弾のスペシャリストのはずが「爆弾の解体が専門だ! 製作はしたことがない!」って、まったく
( ゚Д゚)ハァ?
ですよ。この辺については、はっちさんも同じことを感じられたようです。
アヴナーって、情報源であるルイのこともあっさり信じちゃって、自分たちで下調べとかしないんだよね。しかも、ルイに頼んだ爆薬の量が違っていて、危うく命を落としかけているのに、頑なにルイを信じてる。ルイは自国の人ではないし、モサドから紹介してもらったわけでもないのに、なぜそんなに簡単に信じて殺しちゃうの?っていうのも、すごく疑問だった。
アヴナーたちにこう…なんていうんでしょ、ポリシーというか、そういうものを感じないんだよね。自分たちが狙われるに至って、初めて「これは正しいことなのか?」とか思うわけですけど、そんなの
引き受ける時に気付けよ!
って感じがしちゃうんだよなー。
仕事として割り切っているプロなら、そんなことは最初からわかっているはずだし、強いポリシーを持っていれば、たとえ後で気付いたとしても仕方がないと割り切ると思うんだよね。でもアヴナーは迷っちゃう。だから、素人って感じがするんだよ。
で、最終的には、仕事を勝手に降りて、祖国を出て家族と平和に暮らす。なんだそりゃ。
ああ、もしかして、アヴナーに「復讐 (・A ・)イクナイ! 」って気付かせるために、わざと素人っぽくしたのか? まさかねえ… (;・∀・)
復讐することの虚しさはへー太さんも書かれていますが、「復讐者に憐れみを」の方がよっぽど上手く描いていると思う。あの映画は、最終的に誰も幸せになれない。だけど、この映画は「復讐することの虚しさに気付いた自分は、この連鎖から抜けて後は幸せに暮らしました」って感じがして、どうもね…
俳優陣は結構良かった。エリック・バナはいいですね。頭にテロの画面を思い浮かべながら妻とセックスするアヴナーの表情が、すごい怖かった。。。
大変個人的な意見ですが、セックスするのに妻がネグリジェ?着たままなのが気になった。服着たままするのってイヤじゃないですか?
わたしだけですかそうですか…
冒頭のテロが起こったシーンで、当時の画像を使ったの?と思わせるような、画像を荒くした撮り方、あれはすごく上手いと思いました。
評価:★★(2.0)
全体的にはわたしの心にはあまり響きませんでした。スピルバーグと相性悪くなったかもしんない。
あちこちで割とべた褒めされているので、自分の感性がちょっとイヤになりました。
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【ぽすれん】

事実を元にしているので、あんまりこういうこと言うのはなんですけど、人を殺したことのない人に殺人を依頼するのは、ちょっと無茶じゃない? わざとなのか、だからその後の殺しの手口が非常に素人臭いわけ。爆弾の量を間違えるとか、挙げ句の果てに爆弾のスペシャリストのはずが「爆弾の解体が専門だ! 製作はしたことがない!」って、まったく
( ゚Д゚)ハァ?
ですよ。この辺については、はっちさんも同じことを感じられたようです。
アヴナーって、情報源であるルイのこともあっさり信じちゃって、自分たちで下調べとかしないんだよね。しかも、ルイに頼んだ爆薬の量が違っていて、危うく命を落としかけているのに、頑なにルイを信じてる。ルイは自国の人ではないし、モサドから紹介してもらったわけでもないのに、なぜそんなに簡単に信じて殺しちゃうの?っていうのも、すごく疑問だった。
アヴナーたちにこう…なんていうんでしょ、ポリシーというか、そういうものを感じないんだよね。自分たちが狙われるに至って、初めて「これは正しいことなのか?」とか思うわけですけど、そんなの
引き受ける時に気付けよ!
って感じがしちゃうんだよなー。
仕事として割り切っているプロなら、そんなことは最初からわかっているはずだし、強いポリシーを持っていれば、たとえ後で気付いたとしても仕方がないと割り切ると思うんだよね。でもアヴナーは迷っちゃう。だから、素人って感じがするんだよ。
で、最終的には、仕事を勝手に降りて、祖国を出て家族と平和に暮らす。なんだそりゃ。
ああ、もしかして、アヴナーに「復讐 (・A ・)イクナイ! 」って気付かせるために、わざと素人っぽくしたのか? まさかねえ… (;・∀・)
復讐することの虚しさはへー太さんも書かれていますが、「復讐者に憐れみを」の方がよっぽど上手く描いていると思う。あの映画は、最終的に誰も幸せになれない。だけど、この映画は「復讐することの虚しさに気付いた自分は、この連鎖から抜けて後は幸せに暮らしました」って感じがして、どうもね…
俳優陣は結構良かった。エリック・バナはいいですね。頭にテロの画面を思い浮かべながら妻とセックスするアヴナーの表情が、すごい怖かった。。。
大変個人的な意見ですが、セックスするのに妻がネグリジェ?着たままなのが気になった。服着たままするのってイヤじゃないですか?
わたしだけですかそうですか…
冒頭のテロが起こったシーンで、当時の画像を使ったの?と思わせるような、画像を荒くした撮り方、あれはすごく上手いと思いました。
評価:★★(2.0)
全体的にはわたしの心にはあまり響きませんでした。スピルバーグと相性悪くなったかもしんない。
あちこちで割とべた褒めされているので、自分の感性がちょっとイヤになりました。
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【ぽすれん】
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演者:エリック・バナ、 ダニエル・クレイグ、 キアラン・ハインズ、 マチュー・カソヴィッツ
収録時間:163分
レンタル開始日:2006-08-18
Story
スピルバーグ監督が、ミュンヘンオリンピック開催中に起こった、パレスチナゲリラによる11人のイスラエル選手団襲撃事件と政府の報復を描いた問題作。暗殺チームのリーダーに任命されたアヴナーは、11人のスペシャリストと共にヨーロッパに渡る。 (詳細はこちら)
スピルバーグ監督が、ミュンヘンオリンピック開催中に起こった、パレスチナゲリラによる11人のイスラエル選手団襲撃事件と政府の報復を描いた問題作。暗殺チームのリーダーに任命されたアヴナーは、11人のスペシャリストと共にヨーロッパに渡る。 (詳細はこちら)
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:スティーヴン・スピルバーグ エリック・バナ ダニエル・クレイグ キアラン・ハインズ マチュー・カソヴィッツ ハンス・ジシュラー
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