2006年03月20日 (月) | EDIT |

著 者: 真保裕一
出版年: 1994年
出版社: 講談社文庫/講談社
厚生省東京検疫所の職員、羽川は、ある日中学からの友人であるジャーナリスト、竹脇の妻枝里子から、竹脇が泥酔して車ごと海に落ちたと連絡を受ける。つい数日前、かつての恋人であった枝里子と関係を持ったことを竹脇に知られた羽川は、自分たちが竹脇を追いつめたのではないかと自分を責める。そんな時、以前、放射能により汚染された食品が、他の国を経由して輸入されるという“三角輸入”について竹脇が書いた記事を受けて、検疫所への苦情が持ち込まれる。元食品衛生監視員である羽川は、高木課長に命じられ、汚染食品がどうやって市場に出回るようになったのか、横流しルートを解明することに。しかし、真相解明しようとする羽川の身に危険が及ぶようになる―――――
第37回江戸川乱歩賞の受賞作です。しばらく前に読み終わっていたのですが、記事にするのを後回しにしてしまいました。
面白かった。この人、やっぱり上手いな~
食品衛生監査員を主役にするっていう目の付け所も面白い。話がうまく展開される(次々と謎が明らかになる)ので、一気に読んでしまいました。
前にも思ったけど、この人の小説の主人公たちは普通の人なのに、捜査力ありすぎ。刑事になってもやっていけるのでは?(笑)とか思ってしまいますね。
評価:★★★★(4.0)
オススメです。これからちょっと、真保の“小役人シリーズ”を読んでみようかな。
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食品衛生監査員を主役にするっていう目の付け所も面白い。話がうまく展開される(次々と謎が明らかになる)ので、一気に読んでしまいました。
前にも思ったけど、この人の小説の主人公たちは普通の人なのに、捜査力ありすぎ。刑事になってもやっていけるのでは?(笑)とか思ってしまいますね。
評価:★★★★(4.0)
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