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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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悪夢狩り 
2006年05月28日 (日) | EDIT |
悪夢狩り悪夢狩り
著  者: 大沢在昌
出版年: 1997年
出版社: 角川文庫/角川書店

アメリカで、密かに研究が進められていた生物兵器(バイオ・ウェポン)、「ナイトメア90」。それは大脳を刺激し、人間が普段眠らせている、太古からの記憶が詰まったDNAを甦らせ、人間以外の生物に変態することが出来るという薬だった。試作段階であった「ナイトメア90」が、環境保護団体B・S・L(ブルー・スカイ・ラバーズ)に盗まれ、密かに日本に持ち込まれた。そしてその一部が、新種のドラッグとして若者に売られた可能性が高いという。自衛隊の軍事顧問として雇われている牧原は、事態の収拾を図るよう依頼され、渋谷のある高校に教師として潜入する。「ナイトメア90」を買ったと見られる男の元を訪ねると、見たことのない生物が血の海の中に佇んでいた―――――


これは、たまたま図書館で見付けて借りたものですね。
大沢在昌って、前からこんなの書いてたっけ…? (;・∀・)
これはもうあからさまなB級のバイオ・ホラーです。映画にしたら、そこそこいけるんじゃない?ってくらい、映像向けだと思う。変態するものも、現存の動物がモデルになっている(蛸 とかヤドカリ とか)なので、想像しやすいし。

主人公が死にそうになって、助けるためにやむを得ずとった手段が、通常非難されるべき手段で、生き返った主人公が苦悩するというパターンが好きなんですかね。これも「天使の爪」もそうだし。

個人的には「新宿鮫」シリーズが好きで、ああいうハード・ボイルドを想像していたのでちょっと、 (;・∀・) 状態でした。

評価:★☆(1.5)
そこそこ読めますが、何度も読みたい話ではないです。


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THEMA:読書感想文
GENRE:小説・文学
TAG:大沢在昌 
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