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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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戦場のアリア 
2006年06月04日 (日) | EDIT |
 シネスイッチ銀座にて鑑賞
戦場のアリア戦場のアリア/JOYEUX NOEL
2005年/フランス、ドイツ、イギリス/117分
監督: クリスチャン・カリオン
出演: ダイアン・クルーガー/ベンノ・フユルマン/ギョーム・カネ/ゲイリー・ルイス/ダニエル・ブリュール
公開: 2006年04月29日
公式サイト

1914年。第一次世界大戦が開戦し、フランスの北部デルソーでは、フランス・スコットランド軍とドイツ軍が、わずか数メートルの無人地帯ノーマンズ・ランドを挟んで睨み合いを続けていた。クリスマスも近づいた頃、ドイツのソプラノ歌手アナ・ソレンセンは、戦地にいる夫のテノール歌手ニコラウス・シュプリンクに会いたいがために、戦地の皇太子にクリスマスコンサートを開きたいとドイツ軍司令部に申し出ていた。許可を得たアナは、ニコラウスと久々の再会を果たし、ともに御前演奏で歌声を交わす。司令部だけではなく、それぞれの塹壕でも、クリスマスを祝う声が響いていた。御前演奏から戻ったニコラウスは、クリスマス・ツリーを片手にノーマンズ・ランドに進み出て“聖しこの夜”を歌う。スコットランド軍のバグパイブもそれに合わせて演奏し、兵士たちの歌声がこだまする。そしてフランス軍のオードベール中尉、スコットランド軍のゴードン中尉、ドイツ軍のホルストマイヤー中尉は3ヵ国の代表として会談し、一夜限りの休戦に合意する。それはクリスマスが起こした奇跡だった―――――


予定では、GWに観に行くはずだったのよね… (^_^;) 色々あって延びてしまいまして、今頃。レディースデーだったので、相当混んでいるかと思ったけど、今は落ち着いたみたい。
クリスマス を祝って一夜限りの休戦って、お互いにキリスト教国でなければ無理だよね。少なくとも日本じゃ無理ですわ。クリスマスを“祝う”って感覚じゃないもんね。お正月休戦の方がまだ受け入れられるかも。

ちょっとアナって自分勝手じゃない?  戦地にいる夫に会いたいからコンサートを申し出て、ドイツ司令部に断られたら「あなたに頼むのは筋違いでしたのね。皇太子殿下に直接お願いしたら許可されましたのよ」なんて、嫌なやつだよなー。
おまけに夫に付いて戦地に行って、あげく「一緒に逃げましょう」って…はーーーーー!? ( ゚Д゚)
アンタだけじゃないよ、夫が戦地にいるのは。たまたま自分はオペラ歌手で、その方法と力があったから夫に会えたけど、それ以外の人たちは我慢してるのさ。会えずに亡くなった人の方が多いでしょう。あの塹壕でも、妻に会いたくて我慢していた人が何人いると思ってんだ。
全くアナに感情移入出来なかったので、ちょっとあのエピソードは余計だと思いました。というか、彼女自体いらなかったのでは…(そもそも、モデルとなった人物もいないし)

あとは、歌手がどっちも明らかに口パクなのが萎えた  吹き替えナシじゃダメだったの? もしくはもうちょっとごまかすとか。遠目で映っている分にはともかく、アップはちょっと耐えられなかった。

ストーリー自体はとても良かった。
クリスマス休戦っていうエピソードは実際にあったことだし、それぞれの描き方も、どこかの国よりではなくどこの国でも人間は同じという描き方だったので、これも休戦になった時にお互いに親しくなる伏線として、説得力があったと思う。
最後も“めでたしめでたし”ではなくて、ドイツ軍から服を借りていたポンシェルが誤射されたり、ミサを執り行ったパーマー司祭が追いやられたり、ホルストマイヤーの隊がロシアへ送られたり…戦争の現実が感じられて、それも良かった。
ただ、あちこちで萎える要素が入りすぎ。素直に、男だけの話にした方が良かったかも。

評価:★★★(3.0)
アナがガンですな。あれがなければ、4.0だった気がする。

ダニエル・ブリュールって「グッバイ、レーニン!」の人だったのねー。気が付かなかった。なんか全然違わない? ヒゲはやしているからか?
そう言えば「グッバイ、レーニン!」って、飛行機の中で観て泣いた…(笑)


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監督:クリスチャン・カリオン
出演者:ダイアン・クルーガー、 ベンノ・フユルマン、 ギョーム・カネ、 ダニエル・ブリュール
収録時間:115分
レンタル開始日:2006-11-01

Story
クリスチャン・カリオン監督の長編第2作目。第一次大戦中のクリスマスに、一晩限りの“クリスマス休戦”を実現した敵国同士の交流を描いた感動実話。オペラ歌手・アナは、出征した夫に会うためドイツ軍司令部に戦地でのコンサートを申し出る。 (詳細はこちら

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:クリスチャン・カリオン ダイアン・クルーガー ベンノ・フユルマン ギョーム・カネ ゲイリー・ルイス ダニエル・ブリュール 
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