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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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春の日は過ぎゆく 
2006年06月12日 (月) | EDIT |
 NHK-BS2にて鑑賞
春の日は過ぎゆく春の日は過ぎゆく/봄날은 간다
2001年/韓国、日本、香港/113分
監督: ホ・ジノ
出演: ユ・ジテ/イ・ヨンエ

録音技師のサンウは、ラジオ番組のプロデューサー兼DJのウンスと番組の音源を録りに出かける仕事を依頼される。自然の音を録り続け、一緒に時間を過ごすうちに、恋に落ちる2人。しかし、幸せな時間は長く続かず、ストレートな愛情をぶつけてくるサンウに、バツイチのウンスは重いものを感じて、2人の仲はぎくしゃくし始める…


「八月のクリスマス」のホ・ジノの2作目です。それは全然知らなくて、わたしの目当てはユ・ジテ。いや、顔はアレなんだけど、「オールド・ボーイ」の印象が強くてねー
詳しい説明とかはなくて、ただ淡々と進む日常を撮った作品。ホ・ジノはこういう手法が多いんですかね。「八月のクリスマス」も「四月の雪」もそんな感じだし。
ただ、あんまりにも淡々と進むので、眠くなってしまう  合わない人はとことん合わないと思う。

主役2人の心境は理解できる。ウンスはサンウを嫌いになった訳ではないんだよね。
自分に向かってストレートに向けられた愛情って、不意に重く感じてしまうことがある。自分と相手の思いの温度差に気付いてしまうと、もうダメなんだよね。それにイライラしても、相手に上手く伝えられない。そして相手は、そういうのを感じていないことが多い。説明しても多分わかってもらえないだろうし。
ウンスは、別に音楽評論家を好きになった訳ではないと思う。サンウの思いの重さに逃れたいがために、近づいてきた音楽評論家にしがみついてしまったんでしょう。
似たような経験をしたことがあるからか、ウンスの気持ちがすごくわかる。端から見たらかなり自分勝手だけど、別にサンウを振り回すとか弄ぼうとした訳じゃない。そんな彼女に、結果的には振り回されてしまって、思い切れずにいるサンウの気持ちも理解出来る。

「バスと女は、去ったら追うもんじゃない」
含蓄のあるお言葉ですばーちゃん。でも、男も同じだと思う。
そういうばーちゃんも、亡くなった旦那を駅で待ち続けているんだよね…

評価:★★☆(2.5)
実際には113分なのに、めちゃめちゃ長く感じました。。。


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ユ・ジテイ・ヨンエ
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監督:ホ・ジノ
出演者:ユ・ジテ、 イ・ヨンエ、 ペク・ソンヒ、 パク・インファン
収録時間:113分
レンタル開始日:2002-11-22

Story
録音技師の青年と、DJ兼プロデューサーでバツイチの年上女性との切ない愛を描くラブストーリー。繊細で美しい映像が好評を博した前作『八月のクリスマス』のホ・ジノ監督による2作目。韓国スター、ユ・ジテとイ・ヨンエが共演している。 (詳細はこちら

【TSUTAYA DISCUS】【DMM.com】
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GENRE:映画
TAG:ホ・ジノ ユ・ジテ イ・ヨンエ 
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