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母たちの村 
2006年07月03日 (月) | EDIT |
 岩波ホールにて鑑賞
母たちの村母たちの村/MOOLAADE
2004年/フランス、セネガル/124分
監督: ウスマン・センベーヌ
出演: ファトゥマタ・クリバリ/マイムナ・エレーヌ・ジャラ/サリマタ・トラオレ
公式サイト
公開: 2006/06/17

西アフリカの小さな村。ある朝、村の有力者であるシレ・バチリの第二婦人であるコレ・アルド・ガロ・シの元に、突然4人の少女たちが駆け込んでくる。少女たちは、昔からの伝統儀式である割礼が嫌で逃げてきたという。コレ自身は割礼を受けていたが、そのせいで娘を2人死産しており、3人目の娘アムサトゥを帝王切開で産み、大変な思いをしていたため、自分の娘には割礼を受けさせなかった。それを知る少女たちは、コレの元に逃げてきたのだった。コレは家の門にロープを張り、少女たちを保護する“モーラーデ”を行う。“モーラーデ”はこれを行った者が終了宣言をするまで続き、その場所には何人も踏み込んではならないとされていた。コレは、割礼師や少女たちの母親に娘を渡すようにと責められるが、第一夫人のハジャトゥの協力を得て、割礼を止めるまで“モーラーデ”を続ける決意をする。しかし、アサムトゥと婚約していた村長の息子イブラヒマは、村長や長老たちに結婚を反対され、コレはシレやその兄に“モーラーデ”を止めるように責められるが、コレは頑として受け入れない。脅しに屈しないコレを見ていた村の女性たちは、次第にコレを応援し始める―――――


岩波ホール、かなり久しぶりに行ってきました。恵比寿ガーデンシネマどころじゃないよ。「宋家の三姉妹」以来だから、7~8年ぶり? Σ( ̄□ ̄;)
テーマはすごく興味深かったのだけれど…何というか、一言で言うと、粗い。
演技もあまり上手くないし…。第一夫人ハジャトゥ役のマイムナ・エレーヌ・ジャラは、存在感あったけど。

今は割礼という言葉は使わないんだそうです。女性性器切除というんだって。痛さが増すなぁ…。今でも、これを行わないと結婚出来ないと思われていて、アフリカの一部では割礼は行われているそうです。手術のミスや、その後、出産時に出血多量で亡くなってしまうことも多いらしい。廃絶に向けての運動も起こっている(詳しくはコチラ)のですが、なかなか根絶には至らないというのが現状のようです。

そうして女性たちに割礼を施して、一夫多妻制も取り入れられていて(イスラムの世界だから?)、完全な男尊女卑の世界。そんな中で、女性たちの唯一の楽しみであるラジオ を更に取り上げて、女性たちに余計な情報を入れまいとした男性たち。MANAMIさんも書かれていますが、何をそんなに怖れたんだろう。アフリカよりは遥かに恵まれた状況の中にいるからかもしれないけれど、わたしとしては不思議でしょうがない。男たちは何が怖かったんだろう?

この村の男性たちは女性を同等と見ていない、それに対して女性たちが立ち上がるという構図はいいんだけど、他の女性たちが他力本願すぎる。コレが夫から鞭で打たれている場面でも、周りを囲んで「頑張って! 倒れないで!」とか言っているだけで、誰も止めには入らない。おいおい口だけかよ (;・∀・) と。そこで、誰ともなく走り寄って、みんなで抵抗すれば、説得力があったかなと思うけど…結局、コレを助けたのは部外者の商人“兵隊さん”。部外者ってのがポイント。
1人の少女が割礼を受けさせられて死んでしまって、この子の母親が「割礼が私の娘を殺した!」と言って嘆くんだけど、この手術が元で死ぬのはこの子が最初じゃないんだよね。この子は、自分の姉が死んでしまったので割礼を受けるのが怖いと言って逃げてきた。つまりこの子の母親にしてみれば、子供を亡くすのは2人めな訳。アレ? (・ω・ )
で、嘆く母親を見ていた同じ村の若い母親が、「この子をあなたにあげるわ」とか言って、自分の子供をあげちゃう。んん? ( ・ω・)

…てな感じで、ちょっと粗いなと思ったのでした。
メッセージ性は非常に強いです。粗さが気にならなければ、感じ取ることは多くあると思う。

後、字幕が出ていないのに喋っている部分も多くて、本当にちゃんと訳しているのかもちょっと不安になりました。

評価:★★(2.0)
テーマはすごくいいんだけどなー。わたし的にはもうちょっと、って感じでした。


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監督:ウスマン・センベーヌ
出演者:ファトゥマタ・クリバリ、 マイムナ・エレーヌ・ジャラ、 サリマタ・トラオレ、 アミナタ・ダオ、 ドミニク・T・ゼイダ
収録時間:124分
レンタル開始日:2007-02-01

Story
“アフリカ映画の父”と称され、83歳となった今なお映画製作を続ける巨匠、ウスマン・センベーヌ監督によるヒューマンドラマ。西アフリカの小さな村で起きた女子割礼を巡る価値観の衝突を通じ、アフリカ社会が抱える問題と人間への愛と尊厳を描き出す。 (詳細はこちら

【TSUTAYA DISCUS】【DMM.com】
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ウスマン・センベーヌ ファトゥマタ・クリバリ マイムナ・エレーヌ・ジャラ サリマタ・トラオレ 
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