2008年08月09日 (土) | EDIT |
■ シャンテシネにて鑑賞
帰らない日々/RESERVATION ROAD
2007年/アメリカ/102分
監督: テリー・ジョージ
出演: ホアキン・フェニックス/マーク・ラファロ/ジェニファー・コネリー/ミラ・ソルヴィノ/エル・ファニング
公開: 2008年07月26日
公式サイト
大学教授イーサン・ラーナーは、美しい妻グレースと息子ジョシュ、娘エマと幸せに暮らしていた。ジョシュのチェロ演奏会の帰り道、一家はガソリンスタンドに立ち寄るが、捕まえた蛍を逃がそうと車外に出たジョシュが、車に撥ねられて即死する。ジョシュを撥ねた車は走り去り、イーサンは一瞬犯人を見たものの、動転のあまり詳細を思い出せない。ジョシュを失い、悲しみにくれるラーナー家は犯人が捕まることを望むが、捜査はなかなか進展しない。業を煮やしたイーサンは、犯人に重い刑を科すために弁護士事務所に向かう。担当として紹介されたのは、ドワイト・アルノー弁護士。ドワイトはイーサンを慰め、力になることを誓うが、ドワイトこそ、ジョシュをひき逃げした犯人だった。離婚した妻が引き取った息子ルーカスとの面会日、観に行った野球の試合が長引いて帰宅時間が遅れ、元妻からの矢のような催促に車を飛ばした挙句の事故だった。ドワイトは罪悪感に苦しむが、ルーカスを失うことを恐れ、自首する勇気も持てずにいた…
来週から1日2回の上映になるようなので、慌てて行ってきました。でも07月26日公開だよね? これ。夏休みだからしょうがないのか…

2007年/アメリカ/102分
監督: テリー・ジョージ
出演: ホアキン・フェニックス/マーク・ラファロ/ジェニファー・コネリー/ミラ・ソルヴィノ/エル・ファニング
公開: 2008年07月26日
公式サイト
大学教授イーサン・ラーナーは、美しい妻グレースと息子ジョシュ、娘エマと幸せに暮らしていた。ジョシュのチェロ演奏会の帰り道、一家はガソリンスタンドに立ち寄るが、捕まえた蛍を逃がそうと車外に出たジョシュが、車に撥ねられて即死する。ジョシュを撥ねた車は走り去り、イーサンは一瞬犯人を見たものの、動転のあまり詳細を思い出せない。ジョシュを失い、悲しみにくれるラーナー家は犯人が捕まることを望むが、捜査はなかなか進展しない。業を煮やしたイーサンは、犯人に重い刑を科すために弁護士事務所に向かう。担当として紹介されたのは、ドワイト・アルノー弁護士。ドワイトはイーサンを慰め、力になることを誓うが、ドワイトこそ、ジョシュをひき逃げした犯人だった。離婚した妻が引き取った息子ルーカスとの面会日、観に行った野球の試合が長引いて帰宅時間が遅れ、元妻からの矢のような催促に車を飛ばした挙句の事故だった。ドワイトは罪悪感に苦しむが、ルーカスを失うことを恐れ、自首する勇気も持てずにいた…
来週から1日2回の上映になるようなので、慌てて行ってきました。でも07月26日公開だよね? これ。夏休みだからしょうがないのか…
ラーナー一家の苦しみは伝わってきたんだけど、ドワイトの苦悩があまり伝わってこないと言うか、追い込まれた感がないというか。ラーナー家よりも、そっちの方がキモだと思うのだが、ドワイトの行動にイマイチ共感出来なかった。確かに、つい逃げてしまう気持ちもわかるし、なかなか言い出せない気持ちもわかる。でも、その後の苦悩がほとんど感じられないんだよね。
しかも、遺族に向かって「死ねと命令してくれ」はないでしょ。自分できちんと幕を引きなさいよ。どこまで遺族を苦しめるんだお前は。イーサンは「死ね」と言いたいはず。でも彼は良識を持った普通の人間だから、そう簡単に死ねとも言えない。そういうところまで全く思いやっていないんだよね。自分が苦しいから死にたい、でも自分で死ぬ勇気もない、いっそ死ねって言ってくれって…どんだけ勝手なんだ。
それと、その場面で、イーサンはドワイトに銃を向けるまでしたのに、あっさりと撤回しちゃったなという感じがありますね。その辺の心の機微を描ききれていない気がしました。
弁護士を頼んだら、そこに犯人がいたなんてのも、ちょっと都合よすぎかな~と思ったり。
評価:★★(2.0)
テーマは非常に興味深かったのですが、どうもイマイチ感が拭えず。役者は良かったと思いますが、だからちょっと勿体無いかな。
「ホテル・ルワンダ」のテリー・ジョージってことで、ちょっと期待しすぎたのかもしれない。ま、本国ではイマイチだったという話は聞いていたのですがね…
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【ぽすれん】
しかも、遺族に向かって「死ねと命令してくれ」はないでしょ。自分できちんと幕を引きなさいよ。どこまで遺族を苦しめるんだお前は。イーサンは「死ね」と言いたいはず。でも彼は良識を持った普通の人間だから、そう簡単に死ねとも言えない。そういうところまで全く思いやっていないんだよね。自分が苦しいから死にたい、でも自分で死ぬ勇気もない、いっそ死ねって言ってくれって…どんだけ勝手なんだ。
それと、その場面で、イーサンはドワイトに銃を向けるまでしたのに、あっさりと撤回しちゃったなという感じがありますね。その辺の心の機微を描ききれていない気がしました。
弁護士を頼んだら、そこに犯人がいたなんてのも、ちょっと都合よすぎかな~と思ったり。
評価:★★(2.0)
テーマは非常に興味深かったのですが、どうもイマイチ感が拭えず。役者は良かったと思いますが、だからちょっと勿体無いかな。
「ホテル・ルワンダ」のテリー・ジョージってことで、ちょっと期待しすぎたのかもしれない。ま、本国ではイマイチだったという話は聞いていたのですがね…
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【ぽすれん】
監督:テリー・ジョージ
出演者:ホアキン・フェニックス、 マーク・ラファロ、 ジェニファー・コネリー、 ミラ・ソルヴィノ、 エル・ファニング、 ショーン・カーリー
収録時間:102分
レンタル開始日:2009-01-21
Story
『ホテル・ルワンダ』のテリー・ジョージが贈るサスペンスドラマ。轢き逃げによって最愛の息子を失ってしまったイーサン。進展のない警察の捜査に業を煮やした彼は町で唯一の弁護士に調査を依頼するが、実は彼こそが轢き逃げ犯その人だった…。 (詳細はこちら)
『ホテル・ルワンダ』のテリー・ジョージが贈るサスペンスドラマ。轢き逃げによって最愛の息子を失ってしまったイーサン。進展のない警察の捜査に業を煮やした彼は町で唯一の弁護士に調査を依頼するが、実は彼こそが轢き逃げ犯その人だった…。 (詳細はこちら)
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:テリー・ジョージ ホアキン・フェニックス マーク・ラファロ ジェニファー・コネリー ミラ・ソルヴィノ エル・ファニング
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この記事へのコメント
りおさん☆
やっぱりりおさんキビシいから
評価こんなものかぁ(笑)
でもわたしも同感。
ま、頼んだ弁護士がひき逃げ犯で、
その妻は被害者と親しくてってどんだけ世の中狭いの!?って話だけどねー(笑)
わたしももう、自首しないで自分勝手な男にいらいらしながら観てたよ。
いろいろ考えさせられる作品でした
やっぱりりおさんキビシいから
評価こんなものかぁ(笑)
でもわたしも同感。
ま、頼んだ弁護士がひき逃げ犯で、
その妻は被害者と親しくてってどんだけ世の中狭いの!?って話だけどねー(笑)
わたしももう、自首しないで自分勝手な男にいらいらしながら観てたよ。
いろいろ考えさせられる作品でした
2008年08月10日(日) 21:13 |
| mig #JTxNwRAU[ EDIT]
コメントありがとうございます
>ま、頼んだ弁護士がひき逃げ犯で、
>その妻は被害者と親しくてってどんだけ世の中狭いの!?って話だけどねー(笑)
わかる!
あまりにもわざとらしい偶然だよねー
テーマは悪くないと覆うんだけどね…
もうちょっと深くても良かったかなあと思ったのでした

>ま、頼んだ弁護士がひき逃げ犯で、
>その妻は被害者と親しくてってどんだけ世の中狭いの!?って話だけどねー(笑)
わかる!
あまりにもわざとらしい偶然だよねー
テーマは悪くないと覆うんだけどね…
もうちょっと深くても良かったかなあと思ったのでした
2008年08月11日(月) 22:43 |
| りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
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