2008年09月23日 (火) | EDIT |
■ Bunkamuraル・シネマにて鑑賞
わが教え子、ヒトラー/MEIN FUHRER - DIE WIRKLICH WAHRSTE WAHRHEIT UBER ADOLF HITLER
2007年/ドイツ/95分
監督: ダニー・レヴィ
出演: ウルリッヒ・ミューエ/ヘルゲ・シュナイダー/シルヴェスター・グロート/アドリアーナ・アルタラス
公開: 2008年09月06日
公式サイト
1944年12月25日、ザクセンハウゼン強制収容所に入れられていたユダヤ人俳優、アドルフ・グリュンバウム教授は、突然、ヒトラーの側近、宣伝大臣のヨーゼフ・ゲッベルス博士に呼び立てられる。ゲッベルスは、戦局劣勢に陥っていたドイツを立て直そうと、新年にヒトラーの演説を行い、その様子をカメラに収めて国民の意気掲揚を計ろうとしていた。ところがヒトラー自身は鬱になっており、とても演説が出来る状態ではなかったため、以前ヒトラーに演説の指南をしたことがあるグリュンバウムに再び指南を頼むことを思いついたのだった。グリュンバウムは家族を収容所から呼び戻すことを条件に、演説指南を引き受ける。自分たちユダヤ人を窮地に追いやったヒトラーを目の前にして、グリュンバウムは葛藤するが、ヒトラー個人に接して彼の孤独に触れるうちに、グリュンバウムの心境も微妙に変化していく―――――
ウルリッヒ・ミューエの遺作です。あとは「善き人のためのソナタ」しか観たことがないので、今度色々観てみようかな~(時間が出来れば…)

2007年/ドイツ/95分
監督: ダニー・レヴィ
出演: ウルリッヒ・ミューエ/ヘルゲ・シュナイダー/シルヴェスター・グロート/アドリアーナ・アルタラス
公開: 2008年09月06日
公式サイト
1944年12月25日、ザクセンハウゼン強制収容所に入れられていたユダヤ人俳優、アドルフ・グリュンバウム教授は、突然、ヒトラーの側近、宣伝大臣のヨーゼフ・ゲッベルス博士に呼び立てられる。ゲッベルスは、戦局劣勢に陥っていたドイツを立て直そうと、新年にヒトラーの演説を行い、その様子をカメラに収めて国民の意気掲揚を計ろうとしていた。ところがヒトラー自身は鬱になっており、とても演説が出来る状態ではなかったため、以前ヒトラーに演説の指南をしたことがあるグリュンバウムに再び指南を頼むことを思いついたのだった。グリュンバウムは家族を収容所から呼び戻すことを条件に、演説指南を引き受ける。自分たちユダヤ人を窮地に追いやったヒトラーを目の前にして、グリュンバウムは葛藤するが、ヒトラー個人に接して彼の孤独に触れるうちに、グリュンバウムの心境も微妙に変化していく―――――
ウルリッヒ・ミューエの遺作です。あとは「善き人のためのソナタ」しか観たことがないので、今度色々観てみようかな~(時間が出来れば…)
なんだか…思ったよりもコメディですな。。。
コメディとは思っていなかったので、ちょっと戸惑いました。笑いも、ここで笑っていいのかな?みたいな感じで…
しかも監督はユダヤ人。こういう映画を作れるようになったということに、時間の流れを感じた。
エンドロールで、一般の人に「ヒトラーって知ってる?」って聞くシーンが流れて、「知らない」と答える人も意外に多かった(もちろん年配の人はそんなことないけど)。その点でも、時間の流れを実感しました。
コメディだからなのか、グリュンバウムがヒトラーを憎んでいるという気持ちが、いまいち感じ取れなかったかなー。ヒトラーの命を狙う場面は出てくるんだけど…あんまり切迫感がないと言うか。
人間ヒトラーを描いているんだけど、彼の孤独なら「ヒトラー~最期の12日間~」の方が感じたかな…
実際にヒトラーに演説指南をした人はいたらしいのだけれど、それがユダヤ人のグリュンバウムというのは、全くのフィクションだとか。目の付け所は面白いけど、ユダヤ人がヒトラーの演説指南をするということをヒトラーが受け入れたかな~ (^_^;) と思ってしまったり。
評価:★★☆(2.5)
最初からコメディと思って観れば大丈夫かな。わたしは、こういう映画で笑っていいのかどうかすごく迷ってしまったので…
DVDの購入はコチラ
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【ぽすれん】
コメディとは思っていなかったので、ちょっと戸惑いました。笑いも、ここで笑っていいのかな?みたいな感じで…
しかも監督はユダヤ人。こういう映画を作れるようになったということに、時間の流れを感じた。
エンドロールで、一般の人に「ヒトラーって知ってる?」って聞くシーンが流れて、「知らない」と答える人も意外に多かった(もちろん年配の人はそんなことないけど)。その点でも、時間の流れを実感しました。
コメディだからなのか、グリュンバウムがヒトラーを憎んでいるという気持ちが、いまいち感じ取れなかったかなー。ヒトラーの命を狙う場面は出てくるんだけど…あんまり切迫感がないと言うか。
人間ヒトラーを描いているんだけど、彼の孤独なら「ヒトラー~最期の12日間~」の方が感じたかな…
実際にヒトラーに演説指南をした人はいたらしいのだけれど、それがユダヤ人のグリュンバウムというのは、全くのフィクションだとか。目の付け所は面白いけど、ユダヤ人がヒトラーの演説指南をするということをヒトラーが受け入れたかな~ (^_^;) と思ってしまったり。
評価:★★☆(2.5)
最初からコメディと思って観れば大丈夫かな。わたしは、こういう映画で笑っていいのかどうかすごく迷ってしまったので…
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【ぽすれん】
監督:ダニー・レヴィ
出演者:ウルリッヒ・ミューエ、 ヘルゲ・シュナイダー、 シルヴェスター・グロート、 アドリアーナ・アルタラス
収録時間:95分
レンタル開始日:2009-04-24
Story
『善き人のためのソナタ』のウルリッヒ・ミューエ主演で描いたドラマ。類い稀な才能で巨大な権力者へとのし上ったヒトラーだが、第二次世界大戦以降は病に苦しみ、精神も不安定に…。そんな彼を再生させるため、グリュンバウム教授がやって来る。 (詳細はこちら)
『善き人のためのソナタ』のウルリッヒ・ミューエ主演で描いたドラマ。類い稀な才能で巨大な権力者へとのし上ったヒトラーだが、第二次世界大戦以降は病に苦しみ、精神も不安定に…。そんな彼を再生させるため、グリュンバウム教授がやって来る。 (詳細はこちら)
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ダニー・レヴィ ウルリッヒ・ミューエ ヘルゲ・シュナイダー シルヴェスター・グロート アドリアーナ・アルタラス
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2009年08月24日(月) 02:46:58 | サーカスな日々
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