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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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殯の森 
2008年10月13日 (月) | EDIT |
 NHK-BS2にて鑑賞
殯の森殯の森
2007年/日本、フランス/97分
監督: 河瀬直美
出演: うだしげき/尾野真千子/渡辺真起子
公式サイト

山間にある、認知症の老人ための介護施設に新しく赴任してきた真千子。33年前に妻・真子を亡くし、その面影を未だ求めているしげき。日々を過ごすうちに、2人は次第に打ち解けていくが、ある日、真千子としげきの2人で真子の墓参りに行く途中、車が脱輪してしまい、真千子が助けを呼びに行った隙にしげきは車を抜け出して森の中へ入っていく。戸惑いながら真千子もしげきの後を追うが…


昨年のカンヌでグランプリを獲得した作品。劇場で観ようかなと思っていたのだけど、どうもイマイチ評判が良くないようなので、テレビでやるまで待ってました。
いやあ…評判に違わず (;・∀・)
普通につまらん。何が言いたいのかわからない(いや、何となくはわかるけどさ)。延々とピクニックシーンが続くだけなんだもん。
これがカンヌグランプリか。評価はホント人それぞれだよなー

しげき役の人は素人らしいんだけど、台詞が聞き取りづらいのなんのって。家で観るときは部屋も暗くして音量上げて観たりするんだけど、いくら音量上げても聞きづらい…
かなりイライラしました。劇場で観ていたらどうだったんだろう。

全体的に台詞が聞き取りづらいのに加えて、説明が不足している。
サイトであらすじとか読むと、2人は真子の墓参りに行くと書いてあって、一応自分で書いているあらすじにもそう書きましたが、映画の中ではそんな説明はなかったような…。(わたしが聞き逃しているだけ?)

前半が妙にドキュメンタリータッチなのに、どうも後半に行くにつれて首をかしげる行動が多くなってくるんだよね。
真千子の行動が、介護施設の職員としてあり得ない。認知症の老人と新人介護士2人で、どこにあるんだかよくわからない墓に行くって無茶じゃない? 認知症の老人が、妻の墓の位置を把握できるとも思えないし。
豪雨の後、普通に焚き火が出来たり、真子の幽霊とダンスはもう苦笑するしかなかった。

最後、日記らしきものを出すんだけど、しげきがいつから認知症になったのかしらんが、どこまで日記が書けるんでしょうか…。(かなり最新のものもあったよ)

焚き火のシーンで、真っ暗で何も見えないのもストレスたまった。
あと、西瓜を食べさせあうシーンが妙にエロティックで、わたしはちょっと受け付けなかったなあ。

評価:☆(0.5)
茶畑とか映像は綺麗だったけどね…。途中で何度早送りしたいと思ったか。
久々に時間の無駄と思った映画でした。


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監督:河瀬直美
出演者:うだしげき、 尾野真千子、 渡辺真起子、 斉藤陽一郎
収録時間:97分
レンタル開始日:2008-04-25

Story
2007年カンヌ国際映画祭で日本人監督として17年ぶりに審査員特別大賞を受賞した、河瀬直美監督によるヒューマンドラマ。奈良県東部の山間地にあるグループホームに暮らす認知症の老人と女性介護士の触れ合いを通し、人間の生と死を綴った感動作。 (詳細はこちら

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THEMA:TVで見た映画
GENRE:映画
TAG:河瀬直美 うだしげき 尾野真千子 渡辺真起子 第60回カンヌ国際映画祭 
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