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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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しゃべれども しゃべれども 
2009年06月18日 (木) | EDIT |
 WOWOWにて鑑賞
しゃべれども しゃべれどもしゃべれども しゃべれども
2007年/日本/109分
監督: 平山秀幸
出演: 国分太一/香里奈/森永悠希/松重豊/八千草薫
公式サイト

落語家、今昔亭小三文の弟子、今昔亭三つ葉こと外山達也は、二つ目になって5年目。今ひとつぱっとせず、行く末を模索していた。ある日、祖母のやっている茶道教室に通う生徒に頼まれ、関西から越してきてクラスに馴染めずにいるという彼女の甥っ子、村林優に落語を教えることになる。そこへ、美人だが無愛想な十河五月、元プロ野球選手で現在は野球解説者であるが、口下手ゆえに解説が上手く出来ない湯河原太一が集まり、落語教室が始まるが…


予告ではまぁ良さそうだったかな、って感じだったんだけど、そもそも落語に興味がないのと、予告で流れた香里奈の「どうやったら喋れるの。口のききかた」って台詞の回し方があまりにヒドくて、劇場で観る気をなくしてしまったのでした…
落語を習うことで喋りって上達するのかなあ。その辺がちょっと疑問。無理矢理落語と喋り方教室をくっつけたようで、違和感。まぁ、落語を習うっていうのは1つのきっかけなんだろうけどね。
十河の場合、口の聞き方というより人との付き合い方な気がするし、村林は根が明るい子だから、転校生ゆえの疎外感はあったにせよ、そのうち馴染んでいったと思うし(発表会にクラスの子が来てくれてたしね)。まぁ、湯河原は本当に口下手なんだけど。

落語を通じた成長物語としてはいいと思うけど、最後のラブフラグは余計だったね。普通の成長物にしておけば良かったのに。
そもそも、親しくはなっていっていても、三つ葉→十河のラブはあんまり感じなかったけど…(ま、そもそも郁子へのラブもあまり感じなかったけどさ)。ラストがすごく取ってつけたようで余計に感じました。

そもそも落語に興味がないので、上手い下手がよくわからないんだよ…。これは観る側の問題なので、本当に申し訳ないけど。三つ葉が「火焔太鼓」を演じるシーンがクライマックスなのだろうと思うけど、正直まったくわかりませんでした…。あれ、途中で切ったりしない(長回しでも全部流す)方が良かったんじゃないかな?

キャラクターはそれぞれそれなりに馴染んでいたと思う。国分太一が落語家に観えるかどうかはともかく(笑)頑張っていたと思うし。良かったのはやはり伊東四朗と八千草薫ですが。

評価:★★★(3.0)
まぁそこそこ。ラストの展開が台無しにしているけど、悪くはないです。


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監督:平山秀幸
出演者:国分太一、 香里奈、 森永悠希、 松重豊
収録時間:109分
レンタル開始日:2007-11-09

Story
2007年本屋大賞を受賞した佐藤多佳子の原作を、国分太一主演で映画化。東京の下町を舞台に、不器用な人間たちの友情と成長を描く。ひょんなことから「話し方教室」を始めることになった二つ目の落語家・今昔亭三つ葉の下に、ワケありの3人が集まる。 (詳細はこちら

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原作
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THEMA:WOWOW/スカパーで観た映画の感想
GENRE:映画
TAG:平山秀幸 国分太一 香里奈 森永悠希 松重豊 八千草薫 伊東四朗 佐藤多佳子 
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